外壁塗装を20年してないとどうなる?今からでも必要か徹底解説
「今まで外壁に問題がないから塗装を20年以上してないけど、このままでいい?」
「外壁塗装を20年してないけど、今から間に合う?本当に必要かな・・・?」
外壁に問題がないと″塗装は必要ない″と感じてしまいますよね。
しかし、目に見えないだけで建物の内部が劣化していることも。定期的な外壁塗装は建物の耐久性を維持するためには必要なメンテナンスなので今からでも検討しましょう。
この記事では外壁塗装の必要性や、メンテナンスが必要なサインについて徹底解説。
自宅の外壁が塗装が必要かお悩みの方はぜひ参考にしてください。
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外壁塗装を20年していないとどうなる?
結論から言うと、外壁塗装を行わないと建物の劣化に繋がってしまい耐久性が低下してしまいます。外壁塗装を行わないと生じるトラブルは以下の4つです。
外壁が剥がれる
外壁塗装を行わないと経年劣化により外壁の外を覆っている「塗膜」が剥がれてしまいます。塗膜は防水機能があるため、放置すると雨漏りの原因にになります。
外壁塗装の耐久性は以下のように塗料により異なります。
塗料名 | 耐久年数 |
アクリル塗料 | 3~6年 |
ウレタン塗料 | 7~10年 |
シリコン塗料 | 10~13年 |
フッ素塗料 | 15~20年 |
自宅で使用している塗料に応じて耐久年数を把握し、再塗装を検討しましょう。
雨漏りする
外壁が劣化したり剥がれることにより建物の内部に水が浸入し、雨漏りに繋がってしまいます。
雨漏りは天井から水が落ちてくるサインがありますが、目に見えなくても内部が劣化していることも。雨漏りが生じることで以下のような建物へのデメリットがあります。
- 建物内部が腐食
- カビやシロアリの発生
- 家具や家電への影響
建物内に水が入り込むことで木材が腐食し、大きな修繕費用がかかる場合もあるため注意が必要です。
建物の形が崩れる
外壁の劣化により家の側面から水が入り込んでしまうと、内部の木材を劣化させます。そのまま放置しておくとどんどん劣化してしまい、最終的には建物の形が崩れる原因になります。
シロアリ被害が発生する
外壁塗装を怠ると雨水が家に侵入し、土台や柱が腐ります。木が腐ることによりシロアリ被害に遭うリスクが高まってしまいます。
シロアリが住み着くと家全体の木材を食べ進めてしまい、住宅の耐久性を一気に低下させてしまう原因に。
シロアリを駆除するには消毒、また劣化した部分は再工事が必要となるため思わぬ出費になる可能性も高いです。
外壁塗装を20年してなくても今から塗装すべき?間に合う?
結論から言うと、20年外壁をしていなくても今からすべきです。理由としては以下が挙げられます。
劣化が進行する前に塗装すべき
外壁塗装は劣化する前に行うことで建物の劣化や雨漏りを防ぐことができます。塗料や外壁によって耐久年数は異なりますが、今からでも塗装を検討しましょう。
外壁は目に見えない場所でも劣化が進行していることもあるため、屋根・外壁の専門業者にまずは点検を行ってもらい、メンテナンスを行うことをおすすめします。
外壁のトラブルを早急に対処できる
外壁塗装を行う前に外壁の劣化も調査してもらえます。その際に塗装だけでなく工事も必要であれば建物がさらに劣化する前に対策を行うことができます。
外壁塗装の際に以下のような問題点がある場合は、塗装だけでなく工事も必要になります。
- 外壁のひび割れ
- コーキングの劣化
外壁の劣化は専門的な知識が必要であるため業者に点検を依頼し、適切なメンテナンスを行いましょう。
外壁塗装が必要なサイン
外壁塗装が必要かどうかは以下の方法で見分けることができます。
-
外壁のひび割れ
- 外壁の剥がれ
- 色あせ
- チョーキング
- サビ・コケ
- コーキングの劣化
上記について詳しく解説します。
外壁のひび割れ
外壁の劣化が進むとひび割れが生じます。ひび割れのことを「クラック」と呼びます。クラックはひび割れの程度により対処方法が異なります。
名称 | サイズ |
ヘアークラック |
幅0.3ミリ以下のひび割れ 塗膜のみにひびが入っている状態 |
構造クラック |
幅0.3ミリ以上のひび割れ 外壁材そのものが割れている状態 |
構造クラックの場合は割れ目から雨水が浸入しやすくなってしまうため、早めの対処が必要になります。
外壁の剥がれ
外壁塗装を行わないと、外壁が剥がれる原因になります。外壁が剥がれることで以下のようなトラブルの原因になります。
- 家の見た目が悪くなる
- 剥がれた箇所が広がり大きくなる
- 下地が劣化し雨漏りの原因になる
放置しておくと、内部に水が浸入し雨漏りの原因に。建物の耐久性を下げてしまうため早めに対策を行いましょう。
色あせ
外壁の色あせは紫外線や雨風によりダメージを受けている証拠です。家を遠くから見ることによりより色あせを判断することができます。
色あせは家の見た目を悪くするため、再塗装を検討しましょう。
チョーキング
チョーキングとは外壁に塗られている塗料が劣化することにより、塗料に含まれている顔料が表面に浮き出てくることです。外壁を触った時に粉がつくことを確認できます。
チョーキングが見られる場合は外壁の劣化が起きており、防水効果も低下しているため早めに再塗装を行いましょう。
コケの発生
コケは雨漏りや建物の耐久性を低下させる原因になりかねません。
コケは水分を吸収するため、外壁に浸透することで劣化を早めてしまいます。塗料によっては水分を吸収しやすいものもあるため、注意が必要。
コケは日当たりが悪い場所に発生するため水分の蒸発が悪く、水分がとどまりやすく外壁の劣化に繋がりやすいです。そのため、発生後は早めに対処を行うことをおすすめします。
コーキングの劣化
コーキングとは建材のつなぎ目やスキマを埋めるために使われているものです。コーキングが劣化すると割れ目から水が浸入し雨漏りの原因となるため注意が必要です。
主なコーキングの劣化は以下になります。
- 黒くなる
- やせ細る
- 剥がれている
- ひび割れている
- 真ん中に大きな亀裂がある
上記のような症状がみられる場合はコーキング工事を検討しましょう。コーキングは塗装と同じで紫外線や雨風などでダメージを受けるため、定期的なメンテナンスが必要になります。
上記で解説した箇所は表面上のものであるため、内部の劣化までは判断することができません。塗装の際には外壁の診断も行うことをおすすめします。
外壁塗装を長持ちさせる方法
再塗装後は以下のポイントを抑えておき外壁塗装を長持ちさせましょう。
劣化する前に塗装を行う
塗膜が剥がれたりひび割れする前に塗装を行うことで外壁を長持ちさせることができます。劣化後に見られる水の侵入を予防することもできるため、建物の耐久性の維持に繋げることができます。
外壁塗装は塗料にもよりますが10年に1度塗装を検討しておくと安心でしょう。
定期的に掃除をする
定期的に掃除を行うことで外壁塗装を長持ちさせることができます。外壁塗装のポイントは以下になります。
- 汚れがある場合は落としておく
- コケは落としておく
- 柔らかい布やスポンジを使う
特にコケは水を貯える機能があるため、見つけたら早めに取り除くことをおすすめします。
お手入れについては水洗いで十分ですが、落とせない汚れは専用の洗剤やブラシを使用してメンテナンスを行いましょう。金属ブラシなどは塗膜を傷つける原因にもなるため、柔らかい布やスポンジを使用し優しくお手入れすることがコツです。
定期点検を受ける
外壁塗装と同時に外壁の点検も業者に依頼しましょう。
外壁は見た目ではなく内側が劣化していることもあるため、塗装と同時に異常がないか確認してもらうと安心です。
外壁は劣化を放置しておくとどんどん進行し、建物の耐久性を下げてしまいます。早期発見することで劣化を食い止めることができるため、定期的に業者に点検を依頼するようにしましょう。
外壁塗装を20年してないのまとめ
外壁塗装を20年していないと以下のようなトラブルが発生しやすくなります。
- 外壁が剥がれる
- 雨漏りする
- 建物の形が崩れる
上記のような状態を放置してしまうと、雨漏りの原因となり建物劣化に繋がってしまいます。
外壁の劣化は見た目では分からないことも多く、内部が劣化して思わぬ工事費用が必要になってしまうこともあります。そのため、今まで問題がなかった家も1度塗装や外壁診断を行い、安心して生活することをおすすめします。
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