外壁塗装のお金がない時の対処法5選!知っておきたい注意点も紹介
「外壁塗装をしたいけどお金ないな。少ない金額で塗装ができる方法はないかな?」
「できるだけ安く、安心して外壁塗装できる方法を知りたい。」
外壁塗装は家の修繕費であるため、費用が多くかかるためコストに悩みますよね。
結論から言うと、お金がないときのおすすめの外壁塗装方法は以下です。
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市区町村の補助金で塗装する
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火災保険を使う
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業者で塗装を依頼する
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複数業者から見積もりをとる
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シーズンを選ぶ
この記事では外壁塗装をお得に実施できる方法について徹底解説。
外壁塗装を行う際の注意点も解説しているため、塗装を検討している人はぜひ参考にしてください。
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外壁塗装に必要なお金
外壁塗装はどのくらい費用が必要でしょうか。一般的に外壁塗装は以下の3つの項目から費用が決まります。
- 塗装費用
- 足場費用
- 工事費用
- その他の費用
以下から詳しく解説します。
塗装費用
塗装費用は選ぶ塗料によって値段が変わります。
また、塗料以外にも養生シート、飛散防止ネット、シーリング剤など塗装に必要な材料費も含まれています。
足場費用
塗装工事には足場と呼ばれる人が乗る安定した建物を家の周りにセッティングします。その足場代も工事費用に含まれています。
注意点としては『足場代無料』とキャンペーンを行っている業者もありますが、塗装の値段自体が高かったり、他の項目に上乗せしている可能性も。
従業員の安全を守る大切なものであるため、無料では実施できない項目であることは覚えておきましょう。
工事費用
工事費用とは従業員が1日作業を行う人件費のことです。主には以下の項目から人件費が決められることが多いです。
- 塗る面積
- 作業効率
- 何人の従業員が何日必要か
人件費が安いとお得に感じるかもしれませんが、悪質な業者であると下処理を怠ったり、塗る回数を減らして従業員を減らしていることも。
複数業者から見積もりを取り、適正な人数で質の高い塗装をしてもらえる業者を選ぶことをおすすめします。
その他の費用
その他の費用では以下のものが含まれます。
- 廃材処分
- 事務手数料
- 家に向かうまでの交通費など
上記4つを総合し、外壁の塗装代となります。
外壁塗装の相場
外壁塗装の相場のめやすは以下になります。
坪数 | 塗装面積 | 相場費用 |
20坪 | 79㎡ | 40-90万円 |
30坪 | 119㎡ | 60-100万円 |
40坪 | 158㎡ | 100-140万円 |
50坪 | 198㎡ | 120-160万円 |
60坪 | 238㎡ | 120-200万円 |
建物の状態や工事内容によって差があるため、実際の費用を知りたい人は無料相談を行っている業者に依頼することをおすすめします。
屋根・外壁塗装の相場については「屋根・外壁塗装の相場は?戸建ての相場や費用を抑えるコツも解説」で紹介しているので参考にしてみてください。
外壁塗装のお金がないときの対処方法5選
外壁塗装のお金がないときの対処方法は以下の5つです。
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市区町村の補助金で塗装する
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火災保険を使う
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業者で塗装を依頼する
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複数業者から見積もりをとる
-
シーズンを選ぶ
以下から詳しく解説します。
市区町村の補助金で塗装する
市区町村では外壁塗装の補助金がある地域もあります。提示されている条件と合っている場合は申請し、補助金を利用してみましょう。
金額的には10~30万が一般的。リフォーム金額の10~20%が補助金となる場合が多いです。
詳細な情報は市区町村のHPに記載していることが多いのでお住まいの地域を確認してみましょう。
火災保険を使う
外壁塗装は以下の理由に当てはまれば、火災保険にて塗装を行うことが可能です。
- 災害による破損であること
- 損害を受けてから3年以内の申請であること
- 補修費用が免責金額よりも高いこと。
ここで言う災害とは、台風・豪雨・大雪などの自然災害のこと。自然災害により外壁がダメージを受けた場合は火災保険にて塗装を行える場合があります。オプションによっては洪水なども補償されることもあります。
注意点としては地震は火災保険の対象外となるため、震災によるダメージは補償を受けられません。その他では以下のような理由では火災保険の適応外です。
- 経年劣化により塗装が必要な場合
- 施工不良により塗装が必要な場合
そのため、コケやカビ、劣化によるひび割れや紫外線による色褪せは対象となりません。自然災害が理由で塗装を行いたい場合のみ、加入している火災保険会社に相談し検討してみましょう。
業者で塗装を依頼する
外壁塗装を家を建てたハウスメーカーなどで依頼するとややコストが高くなる可能性があります。ハウスメーカーは外壁塗装会社に依頼をするため仲介費用がかかるからです。
ハウスメーカーでなく直接塗装業者に依頼することで仲介費用を抑えることができるため安くなることも。そのため、外壁塗装は地元の塗装業者に依頼することをおすすめします。
塗装業者に選び方については「屋根の修理業者の探し方!安心で信頼できる業者選びのポイント」で解説しているため、参考にしてみてください。
複数業者から見積もりをとる
複数業者から見積もりを取ることで適切な値段で工事をしてくれる業者と出会い、納得した値段で塗装を行うことができます。
また、アフターサービスや人柄なども比較できるため気持ちよく工事を依頼することも可能に。
無料見積や診断を行っている業者もあるため、2~3社は見積もりを出し比較することをおすすめします。
シーズンを選ぶ
外壁塗装を安く行いたい人はオフシーズンを狙う方法もおすすめ。
外壁塗装には適しているシーズンと、そうでないシーズンがあるため、予約が少ないシーズンに依頼することでコストを抑えることが可能になります。
外壁塗装のオフシーズンは以下です。
オフシーズン | 理由 |
夏 | 台風や夕立が多く雨の影響を受ける可能性がある |
冬 | 積雪や凍結の恐れがあり工事日程が空いていることがある |
梅雨 | 雨が降るため塗料が乾きにくく工事の日程が空いていることがある |
注意点としては塗装メーカーが規定としている以下の条件では、工事時期が延びてしまう可能性もあります。
- 湿度85%以上
- 気温5℃以下
上記以外であれば塗装は可能であるため、費用を抑えたい人は閑散期を狙うことも検討してみましょう。
外壁塗装のお金がないときにしてはいけないこと
外壁塗装のお金がないときにコスト削減のためにしてはいけないことは以下の3つです。
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DYIにて自分で塗装する
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安い塗料を使う
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塗装料がかなり安い業者に依頼する
以下から詳しく解説します。
DYIにて自分で塗装する
外壁塗装を自分で行うことで人件費などを削減できるため、費用を抑えることは可能です。しかし、以下の理由から外壁塗装のDYIはおすすめできません。
- 高所作業であり転落の危険性がある
- 専門的な技術が必要
- 専用道具が必要
外壁塗装は塗料を一定の厚みで塗る技術、壁の隅まできちんと塗るなどの専門的な技術が必要。
素人が行うことで外壁の劣化に繋がり、ひび割れやふくれなどが生じ予定よりも早く塗装が必要となってしまうケースもあります。
工費や手間が重ならないためにもDYIではなく専門業者に依頼することをおすすめします。
安い塗料を使う
塗料を安いものにすることで塗装費用を抑えることができます。しかし、安い塗料は以下のようなデメリットもあり長期的には不向きなものが多いです。
- 経年劣化が早く耐久性が低い
- 汚れがつきやすい、目立ちやすい
- 変色しやすく色ムラが出やすい
せっかく塗装しても再塗装までの期間が短いと費用がたくさんかかってしまいます。家の建て替えや工事時期などと検討し、値段だけでなく自宅に合った適切な塗料を選びましょう。
塗装料がかなり安い業者に依頼する
塗装料がかなり安い業者には注意が必要です。手抜き工事をされて再塗装が必要になるなどトラブルの原因になるからです。
以下の一見お得そうな内容でも以下のリスクがあります。
内容 | リスク |
破格な安さ |
人件費を減らすことで手抜き工事の可能性あり |
足場無料や塗料代が安すぎる | 施工や塗料の品質が低いため劣化しやすい |
短期間の工事 | 乾燥期間が短く劣化したり施工不良になりやすい |
上記内容は再塗装が必要になったり、外壁自体が劣化する原因となるためなるべく避けましょう。
お得に外壁塗装をするならまずは2~3社の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。比較することで納得した金額やサービスで塗装を受けることができるため検討しましょう。
外壁塗装のお金がないときの対処方法まとめ
外壁塗装のお金がない時の対処方法のまとめは以下です。
方法 | 内容 |
①市区町村の補助金を利用する |
市区町村の補助金制度利用する |
②火災保険を使う | 自然災害が理由で塗装を行う場合は火災保険が適応になることあり |
③業者で塗装を依頼する | ハウスメーカーでなく直接業者に依頼した方が仲介手数料分が安くなる可能性あり |
④複数業者から見積もりをとる | 2~3社で見積もりを出すことで納得した金額で工事を受けられる |
⑤シーズを選ぶ | 夏・冬・梅雨などの予約が少ない時期は工事費が安いことあり |
外壁塗装のお金がない時にしてはいけないこと | 理由 |
①DYIにて自分で塗装する |
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②安い塗料を使う |
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③塗装料がかなり安い業者に依頼する | 手抜き工事をされて再塗装が必要になるなどトラブルの原因 |
外壁塗装は家の修繕費で大きな出費。
上記のような方法を検討し、外壁塗装を少しでもお得に工事できるように検討してみましょう。
外壁塗装は家の大きさや劣化状況によって大きく差があります。まずは無料見積を行い、ある程度の金額を知っておくことをおすすめします。
屋根のイマガワでは外壁診断を無料で行っております。見積もりや相談なども気軽にご相談ください。