スレート屋根の修理はどうすればいい?修理方法別の費用相場と業者選びのポイント
「スレート屋根の色あせやひび割れが気になる」「雨漏りの心配があるけど修理方法がわからない」など、スレート屋根の修理についてお悩みではありませんか?スレート屋根は多くの日本の住宅で使われていますが、早めの対応が必要です。
この記事では、スレート屋根の修理方法や費用相場、業者選びのポイントまで解説します。
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スレート屋根の修理のポイント
スレート屋根は比較的耐久性が高いとされていますが、10~20年経過するとさまざまな劣化症状が現れます。いつ修理すべきか判断するには、まず屋根の状態を正しく把握することが大切です。
ここでは、修理が必要なサインや屋根の種類別の注意点について解説します。
ひび割れ・色あせ・コケは修理のサイン
スレート屋根の劣化は、まず「色あせ」や「コケ・藻の発生」から始まります。
特に北側の日当たりが悪い部分に緑色や黒色のコケが生えている場合は、防水性能が低下している証拠です。コケは見た目の問題だけでなく、水分を保持して屋根材の劣化を早める原因にもなります。
次に注意すべきは「ひび割れ」や「欠け」です。スレートは経年劣化や温度変化によってひび割れが発生しやすく、そこから雨水が侵入するリスクが高まります。
さらに進行すると「反り」や「浮き」が見られるようになるでしょう。これらの症状は雨漏りの前兆であり、早急な対応が必要です。
アスベスト含有屋根とノンアスベスト屋根はどうすればいい?
スレート屋根は、製造時期によってアスベスト含有タイプとノンアスベストタイプに分かれます。
2004年以前の屋根にはアスベストが含まれている可能性が高いです。一方、「パミール」や「コロニアルNEO」などのノンアスベスト屋根は、耐久性が著しく低いという問題があります。
アスベスト含有屋根の場合、カバー工法(既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法)がおすすめです。アスベストを飛散させずに修理できます。
ノンアスベスト屋根は経年劣化で剥離するため、塗装や部分修理が効果的でないケースが多いでしょう。築10~15年程度で早めにカバー工法を検討することをおすすめします。
修理を先延ばしにするリスク
スレート屋根の修理を先延ばしにすると、さまざまなリスクが生じます。最も大きな問題は「雨漏り」です。一度雨漏りが始まると、天井や壁の染みだけでなく、家の構造部分の腐食につながる可能性があるのです。
また、屋根下地の腐食が進むと、単なる屋根修理だけでなく、下地の交換も必要になり、費用が大幅に増加します。初期段階での部分修理なら数万円で済むものが、下地工事まで必要になると数十万円以上かかることもあるでしょう。
スレート屋根の修理方法別費用相場
スレート屋根の修理方法には、部分修理、塗装、カバー工法、葺き替えなどさまざまな選択肢があります。それぞれ費用や工期、効果が異なるため、屋根の状態に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
ここでは、代表的な修理方法とその費用相場について解説します。
部分修理と塗装
スレート屋根の部分修理は、一部のひび割れや破損に対処する方法です。費用相場は修理範囲にもよりますが、一般的に3~10万円程度です。工期も短く、1~2日程度で完了します。部分修理はスレート数枚の交換や、シーリング材による補修などが主な作業になります。
一方、塗装リフォームは屋根全体に塗料を塗る工事で、費用相場は40~80万円程度です。スレートの色あせや軽度の劣化に効果的で、防水性を回復させる効果もあります。工期は3~5日程度が一般的でしょう。
カバー工法
カバー工法は、既存のスレート屋根の上に新しい屋根材(主にガルバリウム鋼板などの金属屋根)を重ねる工法です。費用相場は一般的な住宅で80~150万円程度、工期は約5~7日が目安となります。
カバー工法の最大のメリットは、既存屋根の撤去が不要なため、アスベスト飛散のリスクがなく、廃材処理費用も抑えられる点です。また、屋根の断熱性や遮音性が向上するというメリットもあります。
特に「パミール」などのノンアスベスト屋根や、アスベスト含有の古いスレート屋根には最適な工法と言えるでしょう。
葺き替え工事
葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根材に交換する最も根本的な修理方法です。
費用相場は100~200万円以上と高額になりますが、下地から全て新しくなるため、最も信頼性の高い工法と言えます。工期は約7~14日程度かかるのが一般的です。
葺き替えが適しているのは、屋根材の劣化が著しく進行している場合や、下地まで傷んでいる場合です。また、重量軽減のため別の屋根材に変更したい場合にも選ばれます。
スレート屋根の修理は自分でできる?
「費用を抑えるために自分で修理できないか」と考える方も多いでしょう。確かに、スレート屋根の一部の小さな問題はDIYで対応できる場合もありますが、安全面や技術面で限界があります。
ここでは、DIYで対応できる範囲と、専門業者に依頼すべき状況について解説します。
DIYで対応できる小さな修理
スレート屋根のごく一部の問題は、DIYで応急処置が可能な場合があります。
ただし、DIYで対応する場合は安全面に十分注意する必要があります。屋根は高所作業となるため、転落事故のリスクが高いのです。できるだけ梯子を使わず、地上から届く範囲の作業に限定することをおすすめします。
DIYでの修理は、あくまで「一時的な応急処置」と考えるべきです。
屋根専門業者に依頼しよう
スレート屋根の修理は、基本的には専門業者に依頼することをおすすめします。特に、広範囲のひび割れや複数箇所の破損がある場合は専門的な修理が必要です。また、屋根の反りや浮き、雨漏りの兆候が見られる場合も同様です。
専門業者は最適な修理方法の提案、安全な施工、保証の提供など、DIYでは得られない多くのメリットがあります。
失敗しないスレート屋根修理業者の選び方
スレート屋根の修理を依頼する際、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。正しい業者選びが、修理の品質や費用対効果、長期的な安心感に大きく影響します。
ここでは、信頼できる屋根修理業者の見分け方や、修理後のメンテナンスについて解説します。
信頼できる業者の特徴
信頼できるスレート屋根修理業者を見極めるポイントとして、実績や経験、保障などがわかりやすいでしょう。
スレート屋根の修理実績が豊富な業者は、さまざまな状況に対応できる技術を持っています。会社のホームページなどで施工事例を確認するとよいでしょう。
また屋根工事に関連する資格を持つスタッフがいるか、また工事後の保証内容はどうなっているかをチェックしてください。保証期間が5年以上あると安心です。
また、地域に根ざした業者も信頼の目安です。地域密着の業者はアフターフォローも期待できるでしょう。
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見積書の確認ポイント
スレート屋根修理の見積書をチェックする際は、明細が細かく記載されているかがポイントです。「修理一式」などの曖昧な表現ではなく、使用する材料の種類や数量、工程ごとの費用が明確に記載されているか確認してください。
見積書に含まれるべき項目は、材料費、工事費、足場代、廃材処理費、諸経費です。これらが明記されていないと、後から追加費用を請求される可能性があります。
また、複数の業者から見積もりを取ることも重要です。同じ条件で3社以上から見積もりを取り、内容と価格を比較しましょう。
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プロなら火災保険を活用した修理も提案してくれる
台風や強風、雹などの自然災害でスレート屋根が損傷した場合、火災保険が適用できる可能性があります。優良な業者は、このような保険活用の提案もしてくれるでしょう。
火災保険を使うには、被害状況の写真撮影と、被害発生日の気象データの入手が重要です。専門業者は保険会社に提出する「保険申請用見積書」の作成をサポートしてくれます。
ただし、経年劣化による損傷は保険適用外となるため、自然災害と因果関係があることを証明できる資料を用意することが大切です。
修理後のメンテナンス方法
スレート屋根を長持ちさせるためには、修理後の定期的なメンテナンスが重要です。一般的には、年に1~2回程度、目視での点検を行うことをおすすめします。特に台風や大雨の後には、念のため屋根の状態を確認するとよいでしょう。
プロによる点検は2~3年に一度程度が目安です。プロの点検では、素人では気づきにくい初期段階の劣化や潜在的な問題を発見できます。費用は1~3万円程度が相場ですが、大きな修理を未然に防ぐことができるため、長期的には経済的といえます。
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スレート屋根の修理は住まいの安全と快適さを守る重要な工事です。当社では創業以来、多くのスレート屋根修理を手がけてきた実績があります。熟練の技術者が、お客様に最適な修理プランをご提案します。
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