岡山県井原市 H様邸 屋根塗装・外壁塗装 軒天のこんな症状には要注意!
岡山県井原市のH様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県井原市 H様邸 屋根塗装・外壁塗装 シーラー→ラジカル塗料塗装」は、こちらのページです。
今回は、軒天塗装の様子についてお伝えします。
【軒天とは?】
屋根や外壁と同じくらい重要な付帯部の1つ、軒天。
とは言え、具体的に軒天がどこかわからない、という方もいらっしゃると思います。
軒天は、屋根の裏側で外壁より外側に飛び出している天井などをいいます。
お住まいの下に立って見上げたら見える天井、雨宿りをしてる時に見上げて見える天井とも言えます。
軒天の役割は大きく分けて3つあります。
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・紫外線や雨を遮り、外壁材の劣化を防ぐ
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・屋根裏を換気する(軒天に穴が空いている場合)
- ・火災の際、火の回りを邪魔して延焼を防ぐ
お住まいにとって大切な軒天ですから、定期的に塗装をして保護してあげましょう。
【軒天の劣化症状】
H様邸の軒天は塗装前、汚れの付着や塗膜が剥がれている部分がありました。
見た目が悪いだけでなく、劣化を放置し続けると軒天自体を腐食させてしまいます。
穴が空いたり軒天自体が剥がれると、屋根や建物内部にもダメージを与えてしまいます。
害虫や害獣が入り込む恐れもあります。
汚れの付着・塗膜の剥がれの他、カビやコケ、錆び、シミなどを見つけたら塗装工事をご検討ください。
特にシミが発生している場合は、すでに内部に雨水が侵入している可能性があります。
その場合は塗装だけでは補修できない為、軒天材の交換や雨漏り補修が必要になるので、なるべく早めに対処しましょう。
【軒天塗装の工程】
まずは下地調整です。
古くなった軒天にいきなり塗料を塗るわけではなく、傷んでいる部分は補修し、綺麗に仕上がるよう調整します。
ナイロンタワシを使い、旧塗膜や汚れを除去していきました。
こうしておく事で、塗料がしっかりと密着し、塗膜が長持ちします。
塗料は軒天材によって適したものを選ぶ必要があります。
今回はエスケー化研のセラミタウンマイルドを使用しました。
耐候性が高く、低帯電性・高塗膜高度・親水性のある塗膜になり、汚れにくいのが特徴です。
こちらは中塗りの様子です。
中塗りが乾燥するのを待ってから、上塗りをして十分な塗膜を形成します。
中塗り・上塗りは基本的に同じ塗料を使います。
2回に分けて塗装する事によって、均一な厚みの塗膜になります。
また、塗料メーカーは重ね塗りをする事を前提に塗料を作っています。
その為、重ね塗りする事で塗膜が持つ耐候性や低汚染性などの機能を最大限引き出せる仕様になっています。
軒天の他にも雨樋や雨戸など、外壁塗装の際には付帯部も一緒に塗装する事をオススメします。
高所での作業は、その都度足場が必要になり、足場代がかかってしまうからです。
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