福山市・O様邸|屋根塗装・外壁塗装|ベランダ手摺りの塗装
広島県福山市のO様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「福山市・O様邸|屋根塗装・外壁塗装|雨樋の塗装をしました!」は、こちらのページです。
今回は、ベランダの手摺り子の塗装の様子についてお伝えします!
【鉄部塗装に必須!ケレン作業とは】
鉄部の塗装には下地処理の”ケレン作業”を必ず行います。
ケレン作業は英語のcreanが訛ってできた言葉と言われており、下地を綺麗にし、調整する作業をいいます。
ケレン作業の目的は大きく分けて2つあります。
1つは塗料を塗る前に下地を整えることです。
錆びや汚れをサンドペーパーやナイロンタワシで落としていきます。
塗装工事は、部材を錆びや汚れなどから保護する為に行います。
その塗装の効果を最大限発揮する為には、塗膜が下地にしっかりと密着している必要があります。
かさぶたができている傷の上にいくら薬を塗っても効能が行き届かないのと同じように、異物の上からいくら塗料を塗っても効果が半減してしまいます。
その為、塗装前に不純物(錆び、汚れ、旧塗膜など)を出来るかぎり取り除きます。
もう1つは、塗料の付着性の向上です。
下地に微細な傷を付けて塗料の付着性を向上させます。
つるつるした表面は塗料を弾いてしまい、付着したとしてもすぐに剥がれてしまいます。
しかし、表面がザラザラであれば塗料がしっかりと入り込んで密着してくれます。
【鉄部の塗装 錆び止め・中塗り・上塗り】
ケレン作業を終えたら、いよいよ塗装を行っていきます。
しかし、最初から仕上げ塗料を塗るわけではありません。
まずは錆び止め塗料を塗布していきます。
錆び止め塗料にも様々な種類があり、部材の状態に応じて適切なものを使用します。
住宅で使われているのは主に油性タイプ・エポキシ樹脂タイプです。
今回はエポキシ樹脂タイプのものを使用しました。
エポキシ樹脂タイプの錆び止め塗料は、油性タイプより錆びに強く、下地への密着力も高いというメリットがあります。
ただ、紫外線や雨水などへの耐候性は低い為、この錆び止め塗料単体では部材を保護する役割を果たせません。
必ず仕上げ塗料を使った中塗り、上塗りが必要です。
塗装工事は3度塗りが基本で、鉄部は錆び止め(下塗り)→中塗り→上塗りの順で行います。
中塗りと上塗りを行うことで、部材・錆び止めが保護されます。
こちらは中塗りの写真です。
中塗りが乾燥するのを待って、最後に上塗りをします。
綺麗な手摺りに生まれ変わりました♪
鉄部の塗装の劣化を放置すると、錆びが発生して見た目が悪く、部材自体も傷んでしまいます。
錆びが発生しないよう保護し、もし発生したら早めに対処しましょう。
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