岡山県笠岡市I様邸・屋上手摺り塗装工事|錆び止め~上塗り
岡山県笠岡市のI様邸にて、屋上手摺りの塗装工事のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市I様邸・屋上手摺り塗装工事|施工前の状態~ケレン作業」は、こちらのページです。
下地処理を終えた手摺りに塗装をしていきます(^_^)/
【錆び止め(下塗り)の様子】
ケレン作業で下地を調整し、錆び止めを塗布しました。
塗装工事では下塗り→中塗り→上塗りが基本で、鉄部の場合は下塗りに錆び止めを使います。
写真の白く塗っているのが錆び止めです。
昔は錆び止めは赤錆色が主流だったのですが、このように白や青、緑なども出てきました。
下塗りの色が仕上がりの色を邪魔せず、発色が綺麗になります。
錆びが発生する可能性がある鉄部を塗装する場合、例え錆びが発生していなくても錆び止めを塗布するのが一般的です。
ピカピカの真新しい状態であっても錆び止めを塗ります。
それは、錆び止め塗料というものが『錆びの発生を防止する為の塗料』だからです。
錆び止めは『今の錆びを食い止める塗料』と思われがちですが、DIYで使う錆び止め塗料も、プロが使う錆び止め塗料も、錆びを発生させない為の塗料です。
その為、ピカピカの状態の鉄部であっても錆び止めを塗布するのです。
下の写真は錆び止めを塗布し終えた際の写真です。
真っ白で綺麗な手摺りになりました。
下塗りに白を使うと、この後の上塗り塗料の色が綺麗に出ます。
「こんなに綺麗になるなら下塗りだけでいいのでは?」と思われるかもしれません。
錆び止めは、錆びを抑制する機能や、下地とこの後に塗装する上塗り塗料の密着性を高める接着剤のような役割をします。
しかし、紫外線から鉄部を守る効果はありません。
一方で上塗り塗料は紫外線や雨風から守る機能はありますが、錆びを抑制する機能はありません。
つまり、下塗りには下塗りの役割が。
上塗りには上塗りの役割があるのです。
【中塗り~上塗り】
錆び止め塗料がしっかりと乾燥したのを確認してから中塗り→上塗りと仕上げていきます。
中塗りと上塗りには、同じウレタン樹脂塗料を2回に分けて塗装しました。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うのが一般的です。
1度の塗装ではムラができてしまいますし、塗料が持つ機能を最大限に引き出すことができないのです。
それは、塗料メーカーが定めた仕様が2回塗りのものがほとんどだからです。
中には中塗り不要の塗料や、中塗り専用塗料と上塗り専用塗料が分かれている塗料もありますが、稀です。
こちらは中塗りの写真です。
刷毛とローラーを使い、ブラウンで仕上げていきました。
中塗りが乾燥してから、上塗りをして仕上げます。
錆びてボロボロだった手摺りが、新品のように綺麗に生まれ変わりました(^_^)
お住まいや倉庫などに錆が見られた場合は、早めにご相談ください。
迅速・丁寧に対応させていただきます!
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