広島県福山市・S様邸 外壁塗装 ひび割れ補修 Uカットシール材充填工法
広島県福山市のS様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです！
前回の現場レポート→「広島県福山市・S様邸 外壁塗装 高圧洗浄を行いました！」は、こちらのページです。
今回は、ひび割れ補修(Uカットシール材充填工法)の様子についてお伝えします！
外壁のひび割れを放置するとどうなる？
髪の毛程度のひび割れ(ヘアークラック)や、ひび割れの幅が深刻ではない場合、放置してもすぐに建物に大きなダメージが起こることはないでしょう。
しかし、ひび割れの状態が深刻な場合や、構造クラックと呼ばれるものの場合は、ひび割れから雨水が侵入し、建物の構造材が濡れてしまいます。
※構造クラック・・・建物の構造で起きている劣化や異常が原因で起こるひび割れ
建物の構造材が濡れ続けると、以下のようなトラブルに発展する恐れがありますので、放置せず、早めに対処しましょう。
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・外壁内部の湿度が高くなり、シロアリを呼び寄せる ・雨漏りが起こり、室内の天井や壁にシミができる ・構造材が腐り、建物全体の強度が下がる ・地震により、建物が倒壊する可能性が高くなる |
Uカットシール材充填工法でひび割れの補修をしました！
Uカットシール材充填工法は、簡単に言うとひび割れをU字にカットし、シーリング材という材料で埋める工事です。
漏水が発生しているひび割れや、漏水の恐れがあるひび割れ、補修後に再発する恐れのあるひび割れなどに適する工法です。
大まかに言うと、0.3mm以上のひび割れは、この工法で補修することが多いです。
まずはディスクグラインダーという電動工具を使い、ひび割れに沿ってU字にカットしていきました。
なぜひび割れをわざわざ広げているかというと、写真でもお分かりいただけると思いますが、ひび割れの内部というのは平ではなく、ガタガタとしています。
Uカットをせずに、そのままシーリング材を充填してしまうと、奥までシーリング材が行き届かないため、一度広げています。
Uカット後、溝内を刷毛で清掃した後、プライマーを塗布しました。
プライマーは接着剤のような役割をする材料で、シーリング材がしっかりと密着し、剥がれにくくしてくれます。
プライマーが乾燥してから、シーリング材を注入していきました。
このシーリング材が、Uカットシール材充填工法の一番重要になります。
もし、ひび割れが再発したとしてもシーリング材が埋められているため、揺れなどに対し、ある程度対応ができます。
シーリング材をコーキングガンという道具で注入したのですが、それだけでは表面が平滑ではないため、ヘラ均しをしました。
奥までシーリング材が行き届くように押し込み、表面を均して綺麗に仕上げました。
シーリング材が固まってから、ポリマーセメントで埋め戻しました。
これでUカットシール材充填工法は完了です！
補修した跡がとても目立っていますが、この後に外壁塗装をして目立たなく、綺麗な外壁に蘇らせます(^_^)
次回の現場レポートでは、下塗りの様子についてお伝えします！
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