広島県福山市・S様邸 外壁塗装 外壁上塗り1回目
広島県福山市のS様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・S様邸 外壁塗装 微弾性フィラーで下塗りをしました!」は、こちらのページです。
今回は外壁の上塗り1回目の様子についてお伝えします!
外壁塗装の上塗り1回目とは
足場設置、下地処理をした後、塗装は基本的に以下の工程で行います。
・下塗り ・上塗り1回目(中塗り) ・上塗り2回目(上塗り) |
前回の現場レポートでお伝えした下塗りの後、乾燥時間を設けるために翌日に上塗り1回目を行いました。
写真の左の白い部分は下塗りをした箇所。
写真の右のベージュの部分は下塗りの上から上塗りをした箇所です。
なぜ下塗りの後に上塗り1回目、上塗り2回目なのかというと、下塗りは下塗り材、上塗りは上塗り塗料を塗るからです。
下塗り材と上塗り塗料は全く異なるものです。
下塗り材は下準備である塗料で、下地と上塗り塗料をくっつける接着剤の役割、傷んだ外壁に上塗り塗料が吸い込まれてムラができるのを防ぐ役割、下地の色を隠蔽して発色を良くする役割などをします。
上塗り塗料は最終的に見える塗膜になるので、仕上がりの色となります。
また、紫外線や雨風から外壁を保護する役割をします。
なぜ上塗りを2回するのか
こちらはS様邸の外壁の上塗り1回目を終えた際の写真です。
基本的に上塗り1回目、上塗り2回目は同じ塗料を使います。
「なぜ1回で済まないのか」という疑問が湧くと思います。
同じ塗料ならわざわざ2回塗らなくても、1回で終わるのではというのは自然に湧く疑問でしょう。
実際によくいただくご質問の1つです。
上塗り塗料1回だけだと、膜厚が足りず、外壁を保護する力が弱いのです。
だからといって1回の塗装で厚みを作ろうとして塗料を多く取って塗るとムラができます。
また、塗料にはそれぞれ1回の塗布量が仕様によって決められています。
1㎡に対し何gを塗布するか、各塗料製品の説明書きに記載されています。
他にも塗装回数や希釈率、乾燥時間など、決められている通りに塗装をしなければ、塗料が持つ耐候性や低汚染性などの機能が最大限発揮できません。
塗料製品のほとんどが上塗りを2回行うことを想定して作られています。
(中には1回で済む塗料や、下塗り不要の製品もあります)
ムラができないようにするためにも、適切な量を2回塗ることが大切なのです。
実は上塗り1回だけでは見た目もそれほどよくありません。
これはどんなに熟練の職人が塗装しても同じことで、上塗り1回では綺麗に仕上がりません。
2回塗ることでムラがなくなり、艶も良く、発色も良く、綺麗に仕上げることができます。
上塗り1回目を終え、また乾燥するのを待ちます。
そのため、この日は上塗り1回で作業を終え、翌日に上塗り2回目を行いました。
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