広島県福山市・N様邸 屋根塗装・外壁塗装 屋根下塗り(錆び止め塗布)
広島県福山市のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・N様邸 屋根塗装・外壁塗装 コーキング打ち替え工事」は、こちらのページです。
今回は屋根の下塗り(錆び止め塗布)の様子についてお伝えします!
トタン屋根の塗装にはまず錆び止め塗料!
こちらはN様邸での錆び止め塗布の様子です。
トタン屋根のデメリットは「錆びやすい」という点です。
錆びは一度発生すると自然に止まることはなく、拡大し続けます。
その状態を放置すると、見た目が悪いばかりでなく、やがて穴が開いて雨漏りを起こしてしまいます。
他にももらい錆びと言って、本来なら錆びない部材にまで錆びが移ってしまう症状もあります。
屋根に限らず、錆びは放置厳禁です。
見つけ次第、早めに対処しましょう。
屋根塗装は下地処理後、下塗り・中塗り・上塗りの3工程行います。
トタン屋根では下塗りに錆び止め塗料を使用します。
錆び止め塗料はその名の通り、金属の腐食や錆びを防ぐ役割を担っています。
錆び止めの仕組みは、金属面に皮膜を作ることによって錆びの原因となる水や酵素を遮断、除去します。
そうすることによって錆びや腐食を防いでいるのです。
通常使用するその他の塗料でも一定の効果は期待できますが、塗膜が水や空気を通すので、錆び止めほどの効果は期待できません。
錆び止め塗料なら金属屋根には大きな効果が得られます。
錆び止めは何色がある?
今回は白の錆び止めを塗布しました。
錆び止め塗料は、ひと昔前は赤錆色が主流でした。
しかし、最近では今回のように明るい色から暗い色まで、様々な色があります。
当社で今まで使ったことのある錆び止め塗料の色は赤錆色、ホワイト、グレー、アイボリー、ブルー、グリーン、ブラウン、ブラックなどなど・・・。
基本的に仕上がりの発色を邪魔しない色を選んでいます。
ちなみに錆び止め塗料は仕上げ材としては使用しません。
今回のように、下塗りに使用します。
そのため、錆び止めの色は、この後に塗装する仕上げ塗料の色で覆われます。
「いろんな色があるなら、錆び止めを仕上げにしてもいいのでは」と思われるかもしれません。
しかし、錆び止めはあくまで錆び止めであり、紫外線などのダメージから屋根を守る効果はありません。
そのため、錆び止めは下塗りに使用し、屋根を保護する機能は仕上げ塗料の役割です。
錆び止め塗料の耐用年数は?
「錆び止めを塗装しておけば、ずっと屋根が錆びない」というわけではありません。
錆び止めにも寿命があり、環境や使用する製品にもよりますが、大体5年と言われています。
外壁塗装や屋根塗装の目安は約10年に1度です。
大きな劣化が見られる場合は別ですが、そうではない場合は10年に1度を目安に塗り変えるのがいいでしょう。
錆び止めの塗布が完了したら、次は中塗りです。
その様子は次回の現場レポートでお伝えします。
「うちは塗り替えた方がいいかな」
「工事代はいくら?」などございましたら、お気軽にお問合せください。
ご相談・調査・お見積りは無料です(^_^)/
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