岡山県笠岡市・S様邸 外壁塗装 付帯部の下地処理、ケレン作業!
岡山県笠岡市のS様邸にて、外壁塗装を行いました!
今回は、付帯部の下地処理の1つ、ケレン作業の様子についてお伝えします。
付帯部って何?下地処理とは?
外壁塗装では、ほとんどの場合、付帯部も併せて塗装をします。
付帯部(ふたいぶ)とは、屋根・外壁以外の建物のパーツを総じていいます。
具体的には雨樋、雨戸、庇、軒天、破風板、鼻隠し、笠木、シャッターボックス、ドア、ポストなど沢山あります。
どこも紫外線や風雨の影響を365日、休みなく受けているので日々、劣化が進行しています。
お住まいのメンテナンスの際は、できるだけ傷んでいるところを一緒に塗装しましょう。
そんな付帯部は下地処理が重要です。
このように、塗装前には下地を綺麗にしたり、塗料が密着しやすいように調整したりしています。
ケレン作業を行いました!
塗装工事は、古い下地に新しい塗料を塗るだけの工事と思われがちですが、以下のような下地処理を行っています。
・高圧洗浄
・養生
・劣化補修
・ケレン作業
高圧洗浄は強力な水圧で汚れを洗い流す作業。
養生は塗装しない場所をビニールシートなどで保護する作業。
劣化補修はひび割れの補修やシーリングの打ち替え工事などです。
「ケレン作業」は聞いたことがない、という方が多いのではないでしょうか。
こちらがS様邸でのケレン作業中の写真です。
ケレン作業はナイロンタワシや紙ヤスリ、時には電動工具を使う下地処理です。
「ケレン」は英語の「crean」が訛ってできた言葉と言われており、下地を綺麗にする作業です。
手工具や電動工具で、高圧洗浄では落とし切れなかった汚れや剥がれかかった塗膜、錆びなどを除去します。
ケレン作業は鉄部や木部に行うことの多い作業です。
鉄部は錆びが発生しやすいですし、木部はささくれや塗膜の剥がれが多いですからね。
しっかりと下地を綺麗にしておくことで、下地と新しい塗料との間に邪魔が入らず、塗膜がしっかり密着してくれます。
また、ケレン作業では目粗し・目荒らしという作業も含まれます。
鉄部はツルツルとして塗料がくっつきにくいものです。
例えば、鏡に絵の具を塗ろうとしてもツルツルしているので絵具を弾いてしまいますよね。
鉄部に塗料を塗ることも同じです。
ツルツルした鉄部に塗料がくっつくように、下地に微細な傷をつける作業を目粗し・目荒らしといいます。
ナイロンタワシや紙やすりでわざと表面をザラザラにするのです。
そうすることによって、鉄部にも塗料が密着するようになります。
とは言え、何も考えず目粗しをすると、いたずらに下地を傷めるだけになってしまいます。
必要以上に目粗ししてしまわないよう、見極めや技術が大切です。
こちらが目粗し後の付帯部です。
写真だけではあまり分からないかもしれませんが、すこーし傷がついています。
この続きは次回の現場レポートで(^_^)/
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