広島県福山市・I様邸 外壁塗装 雨樋、庇、換気フード、水切り塗装
広島県福山市のI様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・I様邸 外壁塗装 付帯部に錆び止めを塗布しました!」は、こちらのページです。
今回は、雨樋、庇、換気フード、水切りの塗装の様子をお伝えします。
雨樋の塗装
塗装工事というのは、部材を保護することを第一の目的に行います。
塗料には耐候性といって、紫外線や雨風から守る機能や、錆びを防ぐ機能などが備わっているからです。
しかし、雨樋の塗装の第一の目的は「美観」にあります。
雨樋はもともと強固な素材でできているものが多いですから、塗装で耐候性を高めようとしても、それほど高められません。
塗装部分は8~10年ほどで剥がれ、退色が見られます。
外壁塗装をしても雨樋がボロボロでは悪目立ちしてしまうので、美観のために雨樋も一緒に塗装をする、というわけです。
雨樋には竪樋、軒樋、エルボ、集水器など沢山の部材が繋がっています。
その全てを塗装しました。
また、雨樋を設置している板の『鼻隠し』も併せて塗装をしました。
庇の塗装
庇は窓や、玄関ドアの上に取り付けられている小さい屋根のことです。
こちらも塗装させていただきました。
お住まいにとって屋根というのは遮るものが何もないので、紫外線や雨風のダメージを直で受けます。
つまり、劣化しやすい部分です。
庇の劣化を放置したことによる雨漏りのケースは非常に多いです。
庇が傷んでしまい、交換が必要となると費用は高額になります。
下塗りに錆び止めを塗布した上から、仕上げ塗料を1回、2回と塗装して仕上げました。
換気フードの塗装
こちらはキッチンの換気フードの塗装の様子です。
もともとは錆びが繁殖していたのですが、ケレンで錆びを除去し、錆び止めを塗布し、仕上げ塗料を塗装していきました。
塗装工事は材質に合わせて適切な下地処理を行い、適した塗料を塗る必要があります。
こちらの換気フードは金属ですので、素材に合わせた作業を行っています。
換気フードは複数取り付けられており、全て塗装させていただきました。
他の場所と違って油汚れが付いている部分なので、下地処理は特に入念に行いました。
水切りの塗装
水切りは写真のように、外壁と基礎の間の細長い板金をいいます。
狭い場所ですから、刷毛を使って塗装しました。
ローラーやスプレーガンと違い、刷毛での塗装は均一な膜厚にするのは難しいです。
ローラーならコロコロ転がして塗装するので均一にしやすいのですが、刷毛はペタペタと少しずつ塗るため、職人の技術が試されます。
付帯部は全てブラウンで塗装しました。
「この部分はこの色、この部分は違う色」と、部分によって色を分けすぎるとごちゃごちゃとした見た目になってしまいます。
お住まい全体で3色にまとめるとスッキリとした見た目になります。
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】
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