岡山県笠岡市・N様邸 屋根塗装・外壁塗装 シーリング工事
岡山県笠岡市のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市・N様邸 屋根塗装・外壁塗装 高圧洗浄をしました!」は、こちらのページです。
今回は、シーリング工事の様子をお伝えします!
シーリング工事とは
シーリング工事はコーキング工事とも言います。
建物を造る際にできる部材と部材の隙間を埋めている、ブニブニとした素材のゴム製の樹脂です。
外装ではサイディングボードの継ぎ目、サッシ周り、玄関ドアの周りなどに。
内装ではキッチン周り、洗面台周り、浴室などにシーリング材が埋められています。
柔らかな素材のため、地震などで建物が揺れた時に緩衝材の役割をしたり、部材と部材の間に水が入らないように防水の役割をしてくれています。
建物の至るところに使われているシーリング材ですが、徐々に劣化していっています。
劣化すると硬質化し、肉痩せや亀裂が起きます。
補修せずに放置し続けると、建物が揺れた際に外壁にひび割れができたり、隙間から雨水が入る恐れがあります。
そのため、定期的に古くなったシーリングを撤去して新しく埋め直す工事が必要です。
塗装工事では塗料を塗るだけでなく、シーリングなど傷んだ部分の補修も行います。
シーリング工事の打ち替えと増し打ちの違い
こちらはN様邸のベランダにある笠木のジョイント部分にプライマーを塗布後、シーリングを充填してヘラ均しをしている時の写真です。
この部分は打ち替え工事を行いました。
シーリング工事は大きく分けて2種類あり、打ち替え工事と増し打ち工事があります。
打ち替え工事は既存のシーリングを撤去し、新しいコーキング材を打ち直す工事です。
シーリングが新設されるため、劣化状態がリセットされるので、できれば増し打ちよりも打ち替えをしたいところです。
増し打ち工事は既存のシーリングの上に新しいシーリング材を増し打つ工事です。
使用するシーリング材が少ないので費用を抑えることができます。
シーリング打ち替え工事の流れ
最初に古いシーリング材を撤去します。
カッターで切れ目を入れて剥がしていきました。
施工箇所を清掃し、シーリング材の密着性を高めるため、刷毛でプライマーを塗布しました。
プライマーは接着剤の役割をする下塗り材です。
下塗りがしっかり行われていないと、いくらシーリング材を打ってもすぐに剥がれてしまいます。
プライマーが乾燥したのを確認してから、目地にシーリング材を流し込みます。
奥に空洞ができないよう、少し多めに打ち込んでいます。
専用のコテで内部の空洞を埋め、表面を均等に均しました。
後はシーリングが乾くのを待ってマスキング養生を捲って完成です。
今回はハイシーラーMSシーラントNBというシーリング材を使用しました。
サイディングボードに適したシーリング材です。
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