岡山県笠岡市・N様邸 屋根塗装・外壁塗装 雨樋・鼻隠しの塗装
岡山県笠岡市のN様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです！
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市・N様邸 屋根塗装・外壁塗装 帯板の塗装」は、こちらのページです。
今回は、雨樋・鼻隠しの塗装の様子についてお伝えします！
雨樋塗装の様子
雨樋は建物に長ーく取り付けられている部材で、屋根へ降った雨水を一ヵ所に集め、下水や地面へ導く役割をしています。
雨樋がなかったり、歪んだり、割れてしまうと雨水が高いところからポタポタ落ちることになります。
そうなると、地面に当たって強く跳ね返った雨水が外壁や基礎を傷めたり、ポタポタという音が気になって眠れない、なんてことに。
それだけ重要な役割をしている雨樋も塗装をして耐候性を高められる場合があります。
とは言え、雨水が通る部材なので、銅などのもともと耐候性が高い素材が使われている場合もあります。
その際は塗装をしても、あまり耐候性の向上は見込めません。
最も普及率の多い塩ビ樋は紫外線で劣化しやすいので、定期的に塗装をして強化してあげましょう。
こちらは竪樋の塗装の様子です。
雨樋には各部に名前がついていて、上の写真のように縦に取り付けられている雨樋は竪樋、または縦樋といいます。
塗装工事を依頼する時にこのような用語を知っておくと、打ち合わせがちょっとスムーズにいくかもしれません。
下の写真は軒に横長に取り付けられている横樋、または軒樋です。
雨樋はこのように長い部材ですので、外壁塗装をしても雨樋がボロボロだと、全体を見た時に建物が古びて見えます。
それだとせっかく外壁塗装をしてももったいないので、耐候性・美観性の観点でも外壁塗装の際は一緒に雨樋も塗装をしましょう。
鼻隠し塗装の様子
鼻隠しと聞いても、どこなのかピンとくる方は少ないかと思います。
鼻隠しは雨樋の下地になっている横長の板です。
意外と汚れていたり塗膜が剥がれている部材なので、外壁塗装や雨樋を塗装する際は、ここも一緒に塗装しましょう。
こちらは塗装前のケレン作業の写真です。
ケレン作業は塗装工事で必ずといっていいほど出てくる用語です。
英語のcreanからきている用語で、下地に付いている汚れや古い塗膜、錆びなどを除去する作業です。
今回はナイロンタワシでケレンしましたが、電動工具を使うこともあります。
そして下塗りには錆び止めを塗布しました。
錆び止めは、錆びが発生しないよう予防のために塗るものです。
「錆びが出ている時に進行を食い止めるもの」と思われがちですが、そうではなく、新しい錆びが発生しないようにするためです。
錆び止めは紫外線には弱いという特徴があるので、必ず錆び止めの上には仕上げ塗料を塗ります。
雨樋と同じ塗料で塗装していきました。
次回の現場レポートも付帯部の塗装の様子をご紹介します。
ぜひご覧ください(^^)
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