広島県福山市・D様邸 外壁塗装 外壁下塗り(微弾性フィラー)
広島県福山市のD様より、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・D様邸 外壁塗装 ひび割れ(クラック)補修をしました!」は、こちらのページです。
モルタル外壁の塗装のポイント
D様邸の外壁はモルタル外壁といって、水・セメント・砂を混ぜ合わせた素材で作られた外壁です。
外壁材によって塗装のポイントがあります。
モルタル外壁の塗装のポイントはいくつかあります。
まずは塗り替えによって仕上げのテクスチャーが変わる場合がある、ということです。
リシン仕上げや吹き付けタイルなど、表面が凸凹している外壁に塗装をすると元の模様が変わることがあります。
どうしても元の風合いのままがいい、という場合は下塗りにシーラーを使用します。
今回は問題なかったため、微弾性フィラーで下塗りをしました。
弾性塗料とは、ゴムのような弾力性があり、ひび割れを防ぐ効果のある塗料をいいます。
モルタル外壁は経年劣化、地震などの揺れによって非常にひび割れやすい外壁材です。
ひび割れ予防に弾性塗料を使用するのは非常に効果的です。
また、モルタル外壁は塗料の吸い込みが起こりやすいという特徴もあります。
そのため、適切な下塗りが行われていなければムラが発生します。
ムラができないよう、吸い込みを止めるタイプのフィラーやシーラーを使用することがポイントです。
工事メニュー「外壁・屋根塗装」については、こちらのページです。
下塗り材にはどんな種類がある?
前述したように、今回は微弾性フィラーという下塗り材を塗布しました。
下塗り材には沢山の種類があり、それぞれ特徴や適する外壁材が異なります。
微弾性フィラーは特にひび割れ(クラック)の隙間を埋める下塗り材です。
外壁材に塗布することで塗膜に弾性(ゴムの用に伸びる機能)を持たせ、耐性を強くする下塗り材です。
肉厚な塗膜になるので耐久性も向上します。
写真のように、微弾性フィラーはほとんどがホワイトです。
高機能であることから、モルタル外壁においての下塗り材の主流になっています。
シーラーという下塗り材も良く使います。
シーラーは英語のsealが語源で、塞ぐ・密封する・覆い隠すという意味があります。
下地の細かなひび割れを補修したり、上塗り塗料が外壁材に吸い込まれるのを抑える効果があります。
塗膜が硬く、透明のものやホワイトのものがあります。
外壁の色を濃い色から、淡い色へ変えたい時はホワイトで塗装し、下地の色を隠します。
他にもプライマーやバインダー、サーフェイサーなどの下塗り材があります。
どの下塗り材にも共通して言えることは、外壁材と新しい塗料の密着性を高める役割をする、ということです。
下塗りをせず、仕上げ塗料をそのまま外壁に塗っても定着しません。
下塗り材を塗っておくことで、仕上げ塗料が密着し、剥がれにくく長持ちするので下塗りは欠かせません。
次回の現場レポートでは中塗り・上塗りの様子をお伝えします(^^)/
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