広島県福山市・T様邸 外壁塗装 軒天の塗装をしました!
広島県福山市のT様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・T様邸 外壁塗装 シーリング打設の様子」は、こちらのページです。
今日の現場レポートは軒天塗装の様子についてお届けします(^^)/
軒天(のきてん)とは
まず、「軒」とは建物の外壁部分よりも出っ張っている部分を指します。
軒下に入り、見上げた部分を軒天と言います。
軒裏や上げ裏など、職人によって様々な呼ばれ方がされています。
軒があることにより、屋根の構造部分が隠れるのでお住まいの外観が美しく整えられています。
他にも雨水や紫外線などの外的ダメージから外壁を守ったり、火災時に屋根裏の燃焼を抑えるなど、様々な役割を担っています。
軒天も外壁や屋根と同じように日々、劣化が進行しています。
劣化を放置し続けると、やがて軒天材が剥がれたり穴が空く恐れがあります。
そうなると雨水が入り込んだり、害虫や害獣が住み着くことも。
また、軒天材だけの交換というのはコストが高いものです。
劣化を放置すればするだけメンテナンス費用は高くなるので、外壁塗装を同じように大体10年に1度の塗装をオススメします。
軒天塗装の流れ
外壁塗装や付帯部の塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。
しかし、軒天用塗料の中には下塗り不要のものが多くあります。
今回も下塗り不要の塗料を使用します。
下塗り不要の塗料でも劣化状態が著しい場合は下塗りを行います。
T様邸の軒天はそれほど劣化が進行していなかったため、下塗りを行いませんでした。
工程が1つないだけでも塗装工事にかかるコストを下げることができます。
こちらは中塗りの様子です。
塗りにくい外側の部分から先に塗装し、内側へと塗り進めていきます。
中塗りがしっかりと乾燥したのを確認してから上塗りをしました。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うのが一般的です。
こちらが完成した軒天の写真です。ムラの全くない、美しい軒天に仕上がりました♪
軒天塗装はDIYで行うことも不可能ではありません。
しかし、高所の作業によるケガの恐れや技術のリスクを考えるとプロに任せることをオススメします。
軒天塗装が必要なサイン
軒天はあまり注目しない部分かもしれませんが、意外と汚れているものです。
年数が経過することでホコリや空気中のごみなどの汚れが付着します。
汚れはそれほど緊急性の高い症状ではありませんが、そろそろ塗装時期だと把握しておきましょう。
塗膜の剥がれやカビ・藻の繁殖はできるだけ早い段階で塗装することをオススメします。
塗膜が剥がれていると軒天が紫外線や雨水から守れず、軒天材自体が傷みます。
また、カビや藻が発生しているということは防水性を失っている証拠です。
カビや藻の根が深くなればなるほど、綺麗に落とすことが難しくなります。
早めに洗浄し、塗装で防水性を持たせてあげましょう。
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