岡山県笠岡市・アパート 外壁塗装 パンチング材の塗装をしました!
岡山県笠岡市のアパートにて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市・アパート 外壁塗装 細い帯板の塗装」は、こちらのページです。
今回は、パンチング材の塗装の様子をお届けします(^^)/
【パンチング材とは・下塗りに錆び止めを使う理由】
こちらはパンチング材の下塗り中の写真です。
パンチング材はパンチングメタルとも言います。
パンチング材とは、写真のように穴が沢山空いている金属の板です。
自動車のマフラーカバー、エアフィルター、スピーカーなどにも使われています。
こちらのアパートでは、ベランダの腰壁に設置されていました。
ベランダがただの壁だと風通しが悪いですよね。
せっかく空気を入れ替えようと掃き出し窓を開けても、下からの空気が入らなくなります。
パンチング材なら風通しが良く、かつある程度の視界を遮ることができます。
下塗りには錆び止めを塗布しました。
パンチング材は金属板のため、塗装の際は最初に必ず錆び止めを使用します。
パンチング材に限らず、金属は錆びが大敵です。
茶色の錆びは一度発生するとどんどん広がり、部材を削り、やがて穴が空きます。
見た目が悪いだけでなく、耐久性は下がり、部材によっては雨漏りを起こします。
そのため、錆び止めを定期的に塗布して錆びを予防する必要があります。
【中塗り~上塗り】
下塗りに錆び止めを塗布して乾燥させ、中塗り・上塗りをして仕上げました。
こちらは中塗り中の写真です。
「錆び止めだけでいいのでは?」と思われるかもしれませんが、錆び止めは紫外線にあまり強くありません。
パンチング材が劣化しないように、また、錆び止めの効果を長持ちさせるために上塗り塗料を2回に分けて塗装します。
上塗り塗料1回目の塗装を中塗り、2回目の塗装を上塗りと言うのが一般的です。
または、上塗り1回目、上塗り2回目という業者もいます。
どちらも全く同じ工程のことです。
中塗りが乾燥したら、最後に上塗りをして仕上げます。
上塗り塗料の色は施主様がお選びいただいた色です。
もともと濃いグレーで、同じような色にしてほしいとのことでした。
ご入居者さまがカーテンを開けた時に見えるパンチング材ですから、あまり奇抜な色は向きません。
濃いグレーでスタイリッシュに仕上げました。
こちらが完成写真です。
これでしばらく錆びが発生する心配はありません。
とは言え、錆び止めの効果はずっと続くわけではなく、大体10年で失われます。
そのため、10年ごとに塗り替えて錆び止めの効果を回復させる必要があります。
パンチング材が色褪せていたり、チョーキング現象、塗膜の剥がれ、錆びなどが出ていたら塗り替え時です。
錆びると錆び部分を削り、部材がすり減ってしまうため、できれば錆びる前に塗装をご依頼されることをおすすめします。
「そろそろ塗装が必要かな?」と思ったら屋根工事のイマガワへお気軽にご相談ください(^^)/
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