広島県福山市・T様 外壁塗装 雨樋のシーリング工事~塗装の様子
広島県福山市のT様邸より、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・T様 外壁塗装 ガイソーウォール無機ACEで中塗り・上塗り」は、こちらのページです。
今回は雨樋のシーリングから塗装の様子についてお伝えします!
雨樋のシーリング工事
施工前、雨樋の継ぎ目に隙間ができていたため、シーリング工事を行いました。
シーリング工事とは、部材と部材の間を柔らかいゴム製の樹脂であるシーリング材を打ち替えたり増し打つ工事です。
雨樋の継ぎ目に隙間があると、そこから雨水がポタポタと漏れてしまい、外壁や基礎を汚し、傷めます。
シーリング材は防水性が高いので、雨水が漏れるのを防ぐことができます。
まずは継ぎ目を清掃し、材料の接着力を高めました。
汚れなどが残っていると、継ぎ目と材料の間に邪魔が入って剥がれやすくなってしまうからです。
次に継ぎ目の周りにマスキングテープで養生をしました。
養生がしっかりされておらず、余計な部分にシーリング材が付くと見た目が悪く、特に雨樋の内側だと雨水の流れを妨げてしまいます。
そのため、シーリングが必要ない部分ギリギリにマスキングテープを張りました。
マスキングテープの中にプライマーを刷毛で塗りました。
プライマーは下塗り材のことで、継ぎ目にシーリングを密着させる役割があります。
次にコーキングガンという道具を使ってシーリング材を充填しました。
今回は雨樋の外側にシーリング材を充填したので、やや多めですが、内側の場合は雨水の流れを妨げないように少な目に充填します。
そしてシーリングの表面が綺麗に仕上がるよう、ヘラで均して養生をバラして完成です。
雨樋の塗装
外壁や屋根などの塗装の主な目的は部材の保護ですが、雨樋塗装の主な目的は美観の向上です。
雨樋単体で塗装をすることは少なく、大体が外壁塗装や屋根塗装のついでにご依頼いただきます。
雨樋自体の耐久年数は約20年前後ですが、塗装部分は10年程度で剥がれや退色の症状が見られます。
雨樋は雨水が通る部材なので丈夫な素材が多いのですが、塗装が劣化すると外観全体が古びて見える原因になるので、外壁塗装などで足場を組んだ際には併せて塗装することをおすすめします。
塗装の工程はケレン作業→下塗り→中塗り→上塗りです。
こちらは中塗り中の写真です。
雨樋は裏側まで塗料がいくよう、ローラーだけと刷毛を使って塗装をすることが多いです。
こちらは上塗り中に撮影した写真です。
もともとはグレーの雨樋でした。
今回はクリーム色の外壁に合わせて濃いブラウンの雨樋に仕上げています。
雨樋は建物に長く取り付けられているので、意外と建物全体のイメージを決めるアンセントになります。
お色選びの際はサポートさせていただいていますのでご安心ください(^^)/
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