広島県福山市・T様 外壁塗装 雨戸ケレン・錆び止め・中塗り・上塗り
広島県福山市のT様邸より、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市・T様 外壁塗装 雨戸ケレン・錆び止め・中塗り・上塗り」は、こちらのページです。
今回は雨戸の下地処理から塗装完了までの様子をお伝えします!
【ケレン作業】
まずはヤスリでケレン作業をし、下地の状態を整えます。
ケレン作業と言うと、何だか難しそうな専門用語だと思いませんか?
ケレン作業には1種~4種と種類があるので、細かく説明すると長くなりますが、ザックリ言うと「下地を綺麗にして塗料の密着性を良くする作業」です。
ちなみにケレンと言う言葉はcreanからきています。
外装は汚れが付いていたり、今回のような鉄部だと錆びが発生していることもあります。
そのまま塗料を塗っても密着性が悪く、すぐ塗装が剥がれる恐れがあります。
下地を綺麗な状態にしておくことで、塗料の密着力を高まり、塗膜が剥がれにくく長持ちします。
また、ケレン作業ではブラシではなく、ヤスリやナイロンタワシなど少し下地が傷つくような道具を使います。
その理由は下地を若干ザラつかせることで、塗料の食いつきを良くするためです。
雨戸のような鉄部はツルツルしているので塗料を弾いてしまいます。
ただ雨戸を傷めるようにするのではなく、適度な凹凸を付けて塗料の密着力を高めます。
【下塗り(錆び止め)】
ケレン後は下塗りに錆び止めを塗布しました。
錆び止めはこのような赤錆色のものが多いですが、最近では白や黒など、仕上げ塗料の色に合わせて選択しています。
鉄部の下塗りにはまず間違いなく錆び止めを使います。
鉄部は錆びが大敵で、発生すればその部分を削らなければならないからです。
錆び止めを塗布することにより、しばらく錆びの発生を抑制できます。
ただ、錆び止めにも寿命があるので効果は永遠ではありません。
そのため、大体10年に1度を目安に塗り替える必要があります。
また、鉄部は錆び止めだけを塗っておけばいいと言うわけではなく、必ず仕上げ塗料も塗装します。
錆び止めだけでは紫外線や雨風などの外的ダメージから雨戸を守れないからです。
【中塗り~上塗り(仕上げ塗料塗装)】
錆び止めがしっかりと乾燥したことを確認してから、仕上げ塗料を塗装しました。
仕上げ塗料の塗装1回目は中塗り、2回目は上塗りといいます。
業者によっては上塗り1回目、上塗り2回目とも言います。
どちらの言い方も全く同じ工程です。
仕上げ塗料を2回塗ることで、艶ムラや色ムラなく、美しい均一な塗膜ができます。
中塗り後も乾燥したことを確認し、上塗りをしました。
このように新品のような綺麗な雨戸に蘇りました!
雨戸はメンテナンスを怠ると見た目がみすぼらしくなるだけでなく、交換が必要になれば高額な費用がかかります。
塗装なら数千円で済むので、色褪せや錆びが見られる場合は塗装をご検討ください。
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