岡山県笠岡市M様邸・築20年|屋根塗装・外壁塗装|劣化が進行し塗膜が剥がれたベランダの様子(現地調査②)
皆さんこんにちは!
岡山県笠岡市のM様邸より、「外壁の劣化が心配なので、そろそろリフォームを検討している。まず無料診断を利用したい」と、ご相談を頂きましたので、現地調査に伺いました!
前回のレポートはこちら⇒「岡山県笠岡市M様邸・築20年|屋根塗装・外壁塗装|無料診断のご依頼を頂きました(現地調査①)」
今回はベランダの様子についてレポートします。
ベランダ床は塗膜が剥がれ、ひび割れが起きていました
前回のレポートで「軒天にシミができている」と触れましたが、こちらは軒天の真上にあるベランダの様子です。
ベランダ床の塗膜は剥がれ、防水層がむき出しになっている状態でした。
また、ドレンが詰まって水はけが悪くなっており、雨の日には水たまりができるようです。
床にはひび割れが起き、コケも繁殖していました。
ひび割れやコケは、本来塗膜で補うべき防水機能が失われることで、起きる症状です。
腰壁の塗膜も剥がれてボロボロになっていました。
このような状態では雨水が侵入し、腐食が進む可能性が高いため、早めの対処が必要です。
ベランダに雑草が生えていたら?無理に抜いてしまうのは危険です!
継ぎ目には穴が空き、雑草が生えていました。
ベランダに雑草が生えていると、「抜いてしまおう」と思いますよね?
しかし、ちょっと待ってください。植物をむやみに抜いてしまうと、大変なことになるかもしれません。
植物の根は力強く、防水層を突き抜けて根を張ろうとします。
防水層の奥の方まで根を張っている場合、無理やり抜いてしまうと隙間ができ、雨漏りに繋がる恐れもあります。
そのため、ベランダで雑草を見つけた場合には、専門業者へ相談しましょう。
ベランダの調査後、ウレタン防水工事をご提案しました
通常、ベランダは「下地」→「防水層」→「トップコート」という構成で成り立っていますが、M様邸のベランダはトップコートが失われ、防水層がほぼ無くなっている状態でした。
そのため、シーリングの継ぎ目を補修した後に、ウレタン防水工事をご提案しました。
ウレタン防水は、防水層を保護するトップコートを5~6年毎に塗り替えることで、約15年に渡り防水性を保持できます。
費用も比較的ローコストであり、最も多く使用されている工法です。
また、再改修の場合にも、既存の防水層を撤去することなく、上から防水塗膜を2~3回重ね塗りをすることで対応可能であるため、工事費用を抑える事が可能です。
防水工事は10年毎にご検討ください
基本的にベランダには防水工事が施されていますが、ベランダは雨風や紫外線を直接受ける箇所であるため、日々劣化しています。
劣化が進行してしまうと、建物の構造内部に雨水が侵入し、腐食していきます。
そうすると、雨漏りやシロアリといった被害に進展する恐れもあり、大規模な修繕工事が必要となってしまいます。
そのため、イマガワではベランダの定期的なメンテナンスをおすすめしています。
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】
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