岡山県笠岡市M様邸・築20年|屋根塗装・外壁塗装|シーリングにひび割れや剥離が見られました(現地調査③)
皆さんこんにちは!
岡山県笠岡市のM様邸より、「外壁の劣化が心配なので、そろそろリフォームを検討している。まず無料診断を利用したい」と、ご相談を頂きましたので、現地調査に伺いました!
前回のレポートはこちら⇒「岡山県笠岡市M様邸・築20年|屋根塗装・外壁塗装|劣化が進行し塗膜が剥がれたベランダの様子(現地調査②)」
今回はシーリングの様子についてレポートします。
シーリングの役割とは?
シーリングとは、外壁同士の繋ぎ目やサッシ周り、ひび割れ補修で使用される、柔軟性のある接着剤です。
シーリングの主な役割は、以下のようなものが挙げられます。
①建物の揺れを緩和するクッションのような役割
シーリングは、柔らかい素材でできています。
そのため外壁同士の継ぎ目に施工することで、地震で建物が揺れた際にも、揺れを緩和してくれるクッションの役割があります。
②建物内部に雨風が入り込むことを防ぐ役割
シーリングで外壁同士の隙間を埋める事により、雨風が家に侵入することを防ぎます。
また、隙間風の侵入を防ぐことにより、室内温度を保つことができます。
以上がシーリングの役割です。
シーリングがなければ地震の際にクッションとなるものがないため、外壁に負荷がかかります。
また、雨風が建物に入ってくるため建物内部を腐食し、雨漏りに繋がる可能性もあります。
そのため、シーリングの劣化が見られた際には早めの対処が必要です。
笠岡市M様邸のシーリングの状態
M様邸のシーリングは、ひび割れが起きている状態でした。
また、触ってみるを固くなっていました。
ひび割れに加えて、シーリングの厚みが薄くなる肉やせも起きていました。
シーリングの劣化が進行している状態です。
こちらはサイディングから離れており、剥離している状態です。
隙間から雨水が侵入する可能性があるため、早めの対処が必要です。
シーリングの「打ち直し」工事をご提案しました
調査の結果、M様邸にはシーリングの打ち直しをご提案しました。
シーリング工事には2種類があり、既存のシーリングの上から新しいシーリング材を補充する「打ち増し」と、既存のシーリングを撤去して新たにシーリング材を充填する「打ち直し」があります。
打ち直しの場合、既存のシーリングを撤去し処分するため、「打ち増し」と比べると工期やコストもかかりますが、シーリングが新しいものを使用することにより耐久性が増すため、イマガワではシーリングの「打ち直し」をオススメしています。
また、シーリング材には当社一押しのシーリング材「オートンイクシード」をご提案しました。
通常、シーリング材の寿命は10年前後のものが多いですが、このオートンイクシードは期待耐用年数が驚異の30年というシーリング材です。
いくら外壁や屋根を高耐久の塗料で施工したとしても、シーリングだけ10年で寿命を迎えてしまっては、また施工業者に依頼することになってしまいます。
そのため、住まいのリフォームを検討される際には、シーリング選びも大切です!
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】
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