岡山県浅口市Y様邸・築20年 | 屋根塗装・外壁塗装 |軒天の塗装で住まいを守る!劣化を防ぐメンテナンス(現場レポート⑥)
皆さんこんにちは!
岡山県浅口市のY様より、10年ぶりの屋根塗装・外壁塗装をご依頼いただきました。
前回のレポートでは、外壁塗装の工程についてご紹介しています。
今回はY様邸からのレポート最終回です。
軒天(のきてん)の塗装について詳しくお届けしますので、最後までご覧ください。
それでは、施工の様子を見てみましょう!
前回のレポートはこちら⇒岡山県浅口市Y様邸・築20年 | 屋根塗装・外壁塗装 |3度塗りで剥がれない!耐久性を高める外壁塗装(現場レポート⑤
軒天とは?塗装が必要な理由
お住まいの外壁よりも外側に張り出している「軒」。
その裏側にある天井部分を「軒天(のきてん)」といいます。
軒天があることで、屋根の構造部分が見えず、下から見上げたときにスッキリと整います。
雨水や紫外線から外壁を守る効果や、万が一の火災時に炎が屋根裏へ燃え広がるのを遅らせる役割もあります。
そんな軒天も、年月とともに劣化が進みます。
塗膜が剥がれると、防水性が失われて雨水が染み込み、軒天材そのものが腐食してしまうことも。
さらに、穴が空いたり剥がれたりすると、そこから害虫や小動物が入り込む恐れもあります。
軒天の劣化を防ぐためには、約10年に1度の塗装メンテナンスがおすすめです。
必要に応じて「下塗り」をしてから「中塗り」します
軒天に使う塗料の中には下塗りと上塗りだけで十分な塗料もあります。
ただ、今回のY様邸では、下塗りをして中塗り、その後上塗りと3回で仕上げます。
その理由は、軒天の劣化具合です。
築20年が経過しており、軒天の表面がところどころ剥がれていました。
そのため、塗料の密着性を高めるために下塗りを実施することになったのです。
表面が弱くなっている状態で2回塗りだけをしても、すぐに剥がれてしまう可能性があるため、しっかりとした下準備が重要なのです。
有孔(ゆうこう)ボードと呼ばれる、通気のために穴の空いた軒天部分も、塗装します。
穴が塞がれることはありませんのでご安心ください。
中塗りの役割は、塗膜の厚みを均一にし、強度を高めることです。
軒天は日差しが直接当たりにくい部分ではありますが、風によるホコリや湿気の影響を受けやすい場所。
塗装でしっかりと保護していきます。
軒天の端の部分は塗り残しが発生しやすいため、細部まで丁寧に塗ることで、ムラなく剥がれにくい塗装になります。
「上塗り」で保護効果が出て美しく仕上がります
中塗りがしっかり乾いたら、最後の仕上げとして上塗りを行います。
中塗りと同じ塗料を使用することで、耐久性がアップし、仕上がりもなめらかになります。
上塗りは、軒天の見た目を美しくするだけでなく、塗膜を厚くして耐久性を向上させる大切な工程です。
均一な厚みで仕上げるために、塗料の塗布量にも注意しながら塗っていきます。
軒天は外壁や屋根ほど目立つ場所ではありませんが、しっかり塗装することでお住まい全体の印象が引き締まりますね!
イマガワの塗装で大切なお住まいを守りませんか
イマガワでは、お住まいを長持ちさせるために、最適な施工方法で塗装を行っています。
Y様邸の軒天塗装も、劣化状況に応じた適切な下地処理を施し、3回塗りでしっかり仕上げました。
お住まいが美しさを取り戻し、耐久性も向上しています。
イマガワは、施工後のアフターサポートにも力を入れています。
塗装は一度行えば終わりではなく、その後のメンテナンスが大切です。
定期的な点検も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】
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