ニチハ アスファルトシングル屋根 アルマ
優れた耐久性を誇る、
米国生まれの屋根材
アスファルトシングルは140年前に米国で生まれ、北米で高いシェア率を持つ屋根材です。「アルマ」はラテン語で「鎧」の意味を持つ名前の由来どおり、優れた耐久性を持ちながらも、米国テイストのある洗練されたデザインとなっています。
今回はニチハのアスファルトシングル「アルマ」を特長を交えてご紹介します。
アルマ
6つの特長
1高耐候性で美しい色合いをキープ
一般的にアスファルトシングルは、ガラス繊維(グラスファイバー)の基材にアスファルトを含浸させ、表面に細かい砂粒・石粒を吹き付けて接着されています。
ニチハの「アルマ」は、素材に高耐久のファイバーグラスマット、耐候性のあるアスファルトを使用。
さらに原材料の天然石には、顔料・粘土・水ガラスを使用したセラミックコーティングを施したグラニュール構造を採用しています。
これらの素材の特性により耐候性が高く、美しく自然な色合いを維持することができます。
また、1000時間の耐候性試験でも、目視では異常は確認されず、劣化していませんでした。
2軽量で地震にも安心
地震時の横への揺れ幅は建物の重量に比例します。さらに屋根は建物の支点である地面から最も遠い位置にあるため、屋根が重ければ重いほど、揺れ幅が大きくなります。
右の表は屋根面積100㎡の場合の屋根材の重量を比較した表です。
アルマの重量は化粧スレート系屋根材の約60%、平板陶器瓦の約30%と非常に軽量のため、地震時の揺れ幅が小さく、建物の梁や柱などの躯体にかかる負担を低減します。
・屋根材重量比較
※屋根面積100㎡で計算(ニチハ株式会社調べ)
3優れた耐風圧性・耐水性
ニチハ「アルマ」は、「スーパーシーラント」技術を採用し、製品本体の裏面にセルフシーラントと呼ばれる自着材を一本通しで施しています。
この技術によって接着強度が高まり屋根材同士が密着するため、強風でも浮きや剥がれに強くなっています。
強風に弱いと言われるアスファルトシングルですが、「アルマ」は前述の技術により、基準風速38m/s以上の強風地域でも使用できる高い耐風圧性能を有しています。
強風地域での使用には専用の施工方法を用いておりますので、安心してご利用いただけます。
また、原材料には高耐水性のアスファルトと高い接着強度を誇るセルフシーラントを使用していますので、「アルマ」は耐水性にも優れており、台風等の激しい風雨や荒天から建物を守ります。
4柔軟で衝撃に強い
グラスファイバーは、その優れた特性から多方面で使用されている素材で、自動車や宇宙服の素材としても採用されています。
「アルマ」はそのグラスファイバーとアスファルトを主原料としており、柔軟性が高く、強い衝撃にも耐えることができる屋根材となっています。
また、柔軟なため割れる心配もなく、原材料の性質から錆びにも強いというメリットがあります。
耐衝撃性試験では、重さ1kgのおもりによる衝撃を与えても目視での異常は見られず、亀裂や欠損に強いことが確認されました。
5優れた施工性
アスファルトシングルは軽量で扱いやすいため、アメリカでは素人がDIYで施工できる屋根材として、ホームセンターでも販売されているそうです。
「アルマ」は特殊な機械を使用せずとも、金鋏やカッターナイフで切断できるため、屋根上で加工することができます。複雑な形の屋根にもその場で形状に合わせながら施工することができますので、様々なタイプの建物に適用可能です。
また、留め付けも簡単ですので、スピーディーに作業を終わらせて工期の短縮を図ることができ、屋根工事のコスト削減も期待できます。
6どのような建物にも馴染むデザイン性
起伏のある質感と天然石のグラデーションが美しい「アルマ」は、和風・洋風、伝統的・モダン、様式にとらわれない個性的な建物など、どのようなデザインのお住まいにも調和します。
「アルマ」はリフォーム時の重ね葺きにも対応可能。重ね葺きは今ある屋根を剥がさずに施工しますので、費用と工期を低減できます。廃材も発生しませんので、環境にも優しいですね。
また、瓦など重量のある屋根材から「アルマ」に葺き替える場合は、屋根部分が軽くなりますので建物への負荷を減らし、耐震性の向上も期待できます。
商品ラインナップ
5色のカラーバリエーション
凹凸のある質感と天然石のグラデーションが美しいデザイン
軽量で機能性、施工性、デザイン性に優れたアルマは、どのようなお住まいにもマッチする屋根材です。重ね葺き、葺き替えにも対応していますので、リフォームにも適しています。ぜひご検討ください。