岡山県笠岡市 屋根重ね葺き工事 ガルバリウム鋼板
岡山県笠岡市 屋根重ね葺き工事(カバー工法)のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市 屋根重ね葺き工事 工事の工程」は、こちらのページです。
【屋根本体の設置~ガルバリウム鋼板とは】
防水シート(ルーフィング)を張り終え、屋根本体の設置をしていきます。
使用した屋根材はガルバリウム鋼板です。
金属屋根の一種で軽量なので屋根重ね葺き工事に適している屋根材の1つです。
ガルバリウム鋼板は金属鋼板をアルミニウム・亜鉛・シリコンでメッキしたものをいいます。
耐用年数が長く、サビに強い、耐震性に優れているというメリットがあります。
他の記事を見ているとサビないという記事も見かけますが、全くサビないというわけではありません。
また、写真でもわかるようにスタイリッシュな外観を演出できるのも魅力です。
一方、デメリットはデザインのバリエーションはあまりなく、製品によっては凹みやすいという特徴があります。
外部からの衝撃に弱いので、台風などで万が一、物が強く当たると凹んでしまう可能性があります。
耐用年数については使用する製品や環境にもよるので一概には言えませんが、約10年以上、長いものだと30年持つものもあります。
なお、定期的に塗装メンテナンスをする事によって、より長持ちさせる事ができます。
当社オススメのガルバリウム屋根はアイジー工業のスーパーガルテクトです。
超高耐久ガルバで従来のガルバリウム鋼板に比べ、3倍の寿命を持っています。
軽量で抜群の遮熱・断熱性を発揮するので、丈夫な屋根で安心できるだけでなく、住み心地の良い住まいづくりにも貢献します。
遮熱性が高い為、屋根表面の温度が上がりにくく、室内に届く暑さを軽減します。
断熱性も高いので、屋外からの熱が届きにくいという特徴があります。
「アイジー工業 スーパーガルテクト」の紹介ページはこちらです。
【棟板金の設置】
屋根を葺き終えたら棟板金を取り付けます。
屋根の下には野地板という下地があり、棟の下には貫板という下地があります。
下の写真は貫板の設置の様子です。
貫板の上に更にルーフィングを張ります。
棟というのは釘を打って留めるのですが、熱さや寒さによって棟が収縮と膨張を繰り返す為、釘がだんだんと浮いてきます。
そうなった時は打ち直しをする必要があるのですが、万が一の為にルーフィングも張っておくと安心です。
屋根材の下に敷いたルーフィングと同じく、貫板の上にも改質アスファルトルーフィングを張りました。
ルーフィングの上から棟板金を被せ、釘で留めたら屋根重ね葺き工事は完了です!
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!
「うちの屋根は大丈夫?」「棟板金の釘の状態だけでも見て欲しい」など、気になる点がございましたら無料診断をご依頼ください!
−N−
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】