岡山県浅口市 T様邸 外壁塗装 下塗り→中塗り→上塗りが必要な理由
岡山県浅口市のT様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県浅口市 T様邸 外壁塗装 軒天塗装の様子 雨染みにはご注意ください!」については、こちらのページです。
【下塗り→中塗り→上塗りが必要な理由】
下地処理を終えた外壁に下塗りをしていきます。
下塗りをする目的は、外壁材と、この後に塗装する仕上げ塗料の接着力を高める為にあります。
また、傷んだ外壁材に塗料が吸い込まれるのを防いだり、下地の色を隠蔽して仕上げ塗料の発色を良くしたり、防カビ・防藻性効果を付与するなど、下塗り材によって様々な効果があります。
外壁は、サイディングボードやモルタル、コンクリートなど種類があり、選んだ塗料と相性が良くないと中塗り・上塗りが定着しない場合があります。
また、表面を綺麗に塗装しても、塗料が外壁材に染み込んでしまい、時間が経つと塗りムラが発生する事があります。
下塗りをする事により、外壁材と塗料の接着力が強まり、耐久性を高め、塗料の吸い込みを防ぎます。
下塗りは最終的には見えなくなる塗装ですが、これほどまでに重要な役割があるのです。
こちらは中塗りの様子です。
仕上げ塗料での塗装1回目です。
仕上げ塗料は重ね塗りをする事によって均一で美しい塗膜ができあがります。
また、塗料には塗料メーカーが定めている仕様があり、仕様通りでなければ塗料が持つ機能を最大限に発揮する事ができません。
仕様とは、塗装回数や塗布量、希釈率や乾燥時間です。
塗料の仕様はカタログや、塗料メーカーのホームページに掲載されています。
最後に上塗りで仕上げます。
上の2枚の写真のように、塗装する外壁材によってローラーの毛の長さを変えています。
凸凹としたモルタル外壁は基本的に毛が長いものを使用し、凹んでいるところにも塗料が届くようにしています。
【外壁塗装工事においての職人への気遣いについて】
T様は施工中にコーヒーなどの差し入れをしてくださいました。
とても嬉しかったです。
必死になっている我々に、癒しを下さいました(^^♪
外壁塗装は工程が多いので10日から2週間ほどかかり、その期間中は職人がほぼ毎日お邪魔する事になります。
「何か気づかいがいるかな」とお気になされるかもしれません。
ひと昔前までは差し入れをするのが当たり前な雰囲気がありましたが、現在は少ないです。
なので、お気遣いは不要です。
なお、塗装業者の中には差し入れを受け取らないところもあります。
特に大手企業の下請け業者では差し入れがNGなところがあるようです。
それにこのご時世ですからね。
必要以上の接触は避けるという考えもあるでしょう。
完工後のお礼に関しても同じです。
我々はお客さまの喜ぶお顔、満足されるお顔が拝見できれば、それで十分です。
「一生懸命やってくれたから」「無理な要望も聞いてくれたから」という場合も、ありがとうの一言をいただければ嬉しいです(^^)
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