岡山県笠岡市 屋根重ね葺き工事(屋根カバー工法) 化粧スレート屋根のメンテナンスは主に3つです
岡山県笠岡市にて、屋根重ね葺き工事(屋根カバー工法)を行いました!
【工事のきっかけ】
以前、当社で施工をさせていただいたご友人さまの紹介でした。
築22年のお宅で、初めてのメンテナンスです。
屋根材は化粧スレート屋根でした。
「塗装工事をお願いしたい」とのご依頼だったのですが、屋根に上って調査させていただいたところ、屋根材の劣化が激しく、ひび割れや大きく欠けている部分もありました。
部分補修や屋根塗装だけでは補修しきれず、無理に補修しても一時しのぎにしかならないと判断し、屋根重ね葺き工事と葺き替え工事の2つのメンテナンス方法を提案させていただきました。
化粧スレート屋根のメンテナンス方法は大きく分けて3つです。
1つは塗装工事。
化粧スレート屋根自体には防水性を持っておらず、塗膜で防水性を持たせています。
塗膜が劣化すると防水性が低下していき、ひび割れやカビの発生などの症状がでてきます。
3つのメンテナンス方法の中で一番安価です。
今回のように塗装工事では補修しきれなくなった場合、屋根材が寿命を過ぎている場合は、他の2つの工法になります。
1つは屋根葺き替え工事。
既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を葺く工事です。
屋根の劣化がリセットされるので一番メリットの多い工事ですが、費用も1番かかります。
もう1つは屋根重ね葺き工事です。
屋根カバー工法ともいいます。
既存の屋根材の上に新しい屋根材を葺く工事です。
「そんな事をして大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、施工には条件があります。
既存の屋根材が軽量のものであり、かつ新しい屋根材も軽量でなければなりません。
屋根全体が重たくなる為、耐震性は下がりますが、断熱性や野地板(屋根の下地)の結露防止になるというメリットがあります。
何より、既存の屋根材を撤去しないので施工費用が抑えられ、工期も短縮できるので、化粧スレート屋根のメンテナンスでは屋根重ね葺き工事を選択される方はとても多いです。
「屋根リフォームは塗装工事と屋根工事どちらがいい?それぞれを徹底比較」は、こちらのページです。
【屋根重ね葺き工事の様子】
既存の屋根材の上から防水シート(ルーフィング)を張りました。
防水シートは名前の通り、雨漏りを防止する為のシートです。
屋根重ね葺き工事をすると、既存ルーフィング→既存屋根→新ルーフィング→新屋根という順に重なります。
ルーフィングの上には新しい屋根材に、アイジー工業の「スーパーガルテクトフッ素」のSFブラックを葺きました。
スーパーガルテクトは超高耐久ガルバリウム鋼板です。
従来のガルバリウム鋼板に比べ、3倍以上もの寿命が期待できる屋根材です。
遮熱性・断熱性も兼ね備えているので、快適な住まいづくりにも役立ってくれます。
更に防火、耐風、遮音性も持ち合わせている優秀な屋根材で、当社オススメの製品です(^^♪
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