岡山県井原市 H様邸 屋根塗装・外壁塗装 下地処理のバイオ洗浄ってご存知ですか?
岡山県井原市のH様邸にて、屋根塗装・外壁塗装を行いました!
今回は、下地処理の1つ、バイオ洗浄の様子についてお伝えします。
【塗装工事の下地処理とは】
屋根塗装や外壁塗装というと、傷んだ建物に新しい塗料を塗って終わり、と思われている方は少なくありません。
塗装工事は学校で習いませんし、テレビで特集される事も少ないので無理もありません。
塗装工事には沢山の工程があり、塗装の前には下地処理が必要です。
足場を組んだ後の下地処理の大まかな流れは以下の通りです。
- 1.高圧洗浄(屋根や外壁、窓や土間など建物全体を綺麗に洗浄する)
- 2.養生(窓やドアなど塗装しない場所に塗料がつかないようビニールシートなどで保護する)
- 3.劣化補修(ひび割れ補修やコーキング工事、棟板金の釘打ち直しなど)
- 4.ケレン作業(脆弱な塗膜やサビなどを削り落とし、表面を調整する)
これらの工程を経て、やっと塗装に入ります。
ちなみに塗装も1回塗るだけではなく、基本的には3回の重ね塗りが必要です。
【高圧洗浄より、しっかり汚れを落とす!バイオ洗浄とは】
下地処理の最初の工程は高圧洗浄です。
劣化した屋根や外壁には長年蓄積された汚れや埃、排気ガスの他、カビや苔が繁殖している事もあります。
これらの不純物をそのままに塗装をしてしまえば、仕上がりは凸凹になってしまうでしょう。
何より、下地と新しい塗膜との間に邪魔が入ってしまうので、塗膜がすぐに剥がれてしまいます。
塗装工事というのは頻繁に行うものではありませんから、塗膜は少しでも長持ちさせたいものです。
その為にも、高圧洗浄は欠かせません。
高圧洗浄は強力な水圧で汚れを落としますが、基本的には水のみで洗浄をします。
それでも十分汚れや埃などは落ちますし、水圧なので細かな溝の汚れも逃しません。
しかし、水だけだとカビや苔の表面は落とせても、根っこまでは除去できません。
そこで、H様邸では高圧洗浄に洗剤を使う、バイオ洗浄を行いました!
まずは通常の水のみで水養生を行います。
こうする事によって洗剤が全体に行き渡りやすくなります。
お皿洗いでも、先に水に漬けておきますよね、そんなイメージです。
洗剤を建物全体に散布し、最後にもう一度水のみで高圧洗浄をしたらバイオ洗浄は完了です!
これでカビや苔を根こそぎ除去する事ができました。
下地と塗膜との間に邪魔が入らないので、しっかりと塗膜が密着してくれるでしょう。
カビや苔が多く繁殖している場合や、近くに森や川がある環境の場合はバイオ洗浄がお勧めです。
なお、家庭菜園をしている場合や、飲食店などの場合はバイオ洗浄をしても問題ないか確認が必要です。
その場合は特に気になるところのみバイオ洗浄をしたり、食品衛生法の基準に適している洗剤を選ばせていただきます。
ご不安な点やご不明点がございましたら、お気軽にお問合せください。
この続きは次回の現場レポートで(^^)/
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