岡山県笠岡市 Y様邸 屋根塗装・外壁塗装 高圧洗浄より強力なバイオ洗浄
岡山県笠岡市のY様邸にて、屋根塗装・外壁塗装を行いました!
今回は、バイオ洗浄の様子についてお伝えします。
【外壁塗装の下地処理、高圧洗浄とは】
外壁塗装は、ただ古くなった屋根や外壁に新しい塗料を塗るだけの工事ではありません。
塗装の前にはいくつもの下地処理の工程があります。
下地処理は仕上がりの6割を決めるとも言われているので、大変重要です。
下地処理で最初に行う高圧洗浄は、水を高圧で噴射し、下地に長年こびりついていた汚れを除去する工程です。
汚れを除去せずにそのまま塗料を塗ると、下地と新しい塗膜との間に邪魔が入り、すぐに剥がれてしまいます。
そうならないよう、下地を綺麗にしておく必要があるのです。
高圧洗浄はブラシなどで洗うのに比べて効率は良いですし、細かな溝の汚れまで逃さず洗浄する事ができます。
ちなみに高圧洗浄に必要な水はお客様のお宅の水道を使用させていただく事がほとんどです。
塗装工事の際は水道代が約2、3千円ほど高くなります。
屋根工事メニュー「外壁・屋根塗装」については、こちらのページです。
【高圧洗浄より強力なバイオ洗浄とは】
Y様邸ではバイオ洗浄を行いました。
高圧洗浄とバイオ洗浄の違いは、薬品を使うかどうかです。
通常の高圧洗浄は水圧を利用して汚れを除去していきますが、バイオ洗浄は薬品を混ぜて除去します。
高圧洗浄だけだと屋根や外壁の表面にあるカビやコケを落とせても、根までは落とす事ができません。
その点、バイオ洗浄ならカビやコケなどの細菌や植物を根こそぎ除去する事ができます。
こちらは屋根の洗浄をしている際の写真です。
洗浄していない部分としていない部分がハッキリお分かりいただけると思います。
お住まいの状況によって高圧洗浄だけで済む場合もあれば、バイオ洗浄が必要になる場合もあります。
例えば、建物が立ち並んで影ができやすかったり、湿気の強い立地だとカビ・コケが繁殖しやすいので、バイオ洗浄が有効です。
小さな汚れや細菌が残っていると、下地の上に塗装をした際、洗浄で取り除けなかった部分が悪さをし、すぐ剥がれる塗装になってしまいます。
なお、カビやコケは防水性が低下しているサインです。
屋根や外壁にカビ、コケを見つけた際は塗装工事をご検討ください。
【バイオ洗浄の工程】
バイオ洗浄の作業工程は、まず、職人は防護服・ゴーグルなどを装着します。
電気機器、表札、植物などといった水に濡らしてはならない場所をビニールシートなどで養生します。
次に洗剤が染み込みやすくなるよう、お住まい全体を高圧洗浄でたっぷり濡らします。
汚れに応じて洗剤の希釈度合いを変え、洗浄剤を全体に均一に撒きます。
洗剤散布後は10分ほど浸透させ、カビやコケを浮かせた後に、高圧洗浄で洗い流します。
これで塗膜の密着性が高まりました。
この続きは次回の現場レポートで(^_^)/
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