岡山県浅口市 屋根カバー工法(屋根重ね葺き工事) ルーフィング張り
岡山県浅口市にて、屋根カバー工法(屋根重ね葺き工事)を行いました!
【施工前の状態~屋根のメンテナンス方法~】
屋根材は化粧スレート屋根でした。(カラーベスト、コロニアルともいいます。)
だいぶ劣化が進んでおり、塗装工事だと塗料が乗らない可能性がありました。
もし塗料が乗ったとしても、すぐに剥がれてしまう恐れがあったので、別の施工方法を提案させていただきました。
化粧スレート屋根のメンテナンス方法は大きく分けて3つです。
耐候性や防汚性などの機能を持つ塗料で塗装する“塗装工事”。
既存の屋根を撤去して新しい屋根を葺く“屋根葺き替え工事”。
既存の屋根の上から新しい屋根を葺く“屋根カバー工法(屋根重ね葺き工事)”。
それほど劣化が進行していない場合は一番費用が安い塗装工事がオススメです。
屋根材を保護するバリアーを張る事で約10年持ちます。
(寿命はお住まいの環境や使用塗料などによって異なります。)
しかし、今回のように塗装工事では一時しのぎにしかならない、補修しきれない場合は他の2つの施工方法になります。
どちらも有効ですが、既存屋根の撤去費用がかからないので、屋根カバー工法の方がコストを抑える事ができます。
撤去の分の工期も無いので、工事期間も短くなります。
更に、屋根が二重になるので、断熱効果が向上し、屋根材の下地(野地板)の結露の防止対策にもなります。
デメリットは屋根全体の重さが増すので、耐震性が下がる事です。
今回は、屋根カバー工法で施工させていただく事となりました。
屋根カバー工法は誰でもできる工事ではなく、施工できる職人は限られます。
屋根工事のイマガワでは屋根カバー工法が可能で、施工実績も多数ございますので安心してお任せください(^_^)/
【屋根カバー工法 ルーフィング張り】
屋根カバー工法は、屋根の上に新しい屋根を葺く、とお伝えしましたが、棟板金のみ撤去します。
棟板金とは、屋根の頂上にある山型の板です。
屋根を葺いた後、最後に新しい棟板金を被せます。
棟板金撤去後、ルーフィングを張りました。
屋根の構造というのはザックリ言うと、下から野地板という下地→ルーフィング→屋根の順に被せてあります。
ルーフィングは防水シートの事です。
屋根が割れたり欠けても、その下に敷いてあるルーフィングが雨水の侵入を防いでくれます。
ただ、ルーフィングも破損してしまえば雨漏りが起きます。
その為、できるだけ丈夫なルーフィングをオススメしています。
ルーフィングにも様々な種類や製品があります。
今回は改質アスファルトルーフィングのカッパ23を張りました。
破れにくく、強度の高いルーフィングです。
このルーフィングの上から新しい屋根材を葺いていきます。
この続きは次回の現場レポートで(^_^)/
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