広島県福山市 O様邸 屋根塗装・外壁塗装 棟金錆び止め 屋根下塗り~上塗り
広島県福山市のO様邸にて、屋根塗装・外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「広島県福山市 O様邸 屋根塗装・外壁塗装 シーリング(コーキング)打ち替え工事の工程」は、こちらのページです。
今回は屋根塗装の様子についてお伝えします!
【棟板金 ケレン~錆び止め】
棟板金は鉄部なので、化粧スレート、サイディングボード、瓦などとは別物として取り扱います。
そり理由は、鉄部には錆びが発生するからです。
錆びが発生する事により、耐久性も他の部材よりも短くなってしまいます。
まず、鉄部は高圧洗浄だけでは落とし切れなかった旧塗膜や汚れをケレンという作業で除去します。
ケレンは英語のcreanが訛ってできた用語で、サンドペーパーなどの手工具や、ディスクサンダーなどの電動工具を使って下地を綺麗に整えます。
また、ケレンは表面に微細な傷もつける作業です。
鉄部は塗料が乗りにくいので、わざとザラザラにする事で塗料の食いつきを良くします。
ケレン作業後は錆び止めを塗布します。
この日はロックペイントの錆び止め塗料、サビカットIIを使用しました。
サビカットIIは塗装作業がしやすく、環境にも優しい錆び止め塗料です。
防錆び性だけでなく耐久性、防カビ性に優れ、付着力も高い優秀な塗料です。
【化粧スレート 下塗り~上塗り】
棟板金とは別の下塗り材を使って化粧スレートを下塗りします。
下塗りには化粧スレート屋根用の下塗り材、日本ペイントの1液ベストシーラーを塗布しました。
1液ベストシーラーを塗布した後は、2時間以上の乾燥時間を設けなければなりません。
この日は下塗りを塗布し、次の中塗りは翌日に取り掛かりました。
中塗りに使用した塗料は、1液ベストシーラーと相性の良い日本ペイントのラジカル塗料、ファインパーフェクトベストです。
ラジカル塗料のラジカルとは、劣化因子の事です。
屋根や外壁に用いられている塗料には顔料が含まれている事がほとんどです。
顔料は紫外線や酸素が当たる事でラジカルを生み出します。
ラジカルは周囲にある塗膜の樹脂を傷つける働きを持っている為、ラジカルが発生すると徐々に塗膜が薄くなっていきます。
ラジカル塗料は、ラジカルの発生を抑制する技術が採用された塗料です。
その為、耐候性が高いのが特徴です。
ファインパーフェクトは耐候性が高いだけでなく、防カビ・防藻性も兼ね備えています。
屋根というのは意外とカビが生えやすい場所ですので、防カビ・防藻性は欠かせない機能です。
こちらは中塗りの様子です。
仕上げ塗料は基本的に同じ塗料を2回に分けて塗装します。
中塗りの後、同じ塗料をもう1度塗装しました。
とても綺麗な屋根に仕上がりました(^^)/
色ムラなく仕上げるには、塗装の丁寧さだけでなく、適切な下地処理、塗料選び、乾燥時間、希釈率など全ての条件を満たす必要があります。
屋根工事のイマガワでは累計施工実績8,000棟以上で、確かな技術と経験があります。
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