岡山県浅口市・O様邸|外壁塗装|上塗り1回目~2回目の様子
岡山県浅口市のO様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県浅口市・O様邸|外壁塗装|付帯部に錆び止め塗布」は、こちらのページです。
今回は、上塗り1回目の様子をお伝えします!
【外壁塗装の工程と、塗装の工程】
外壁塗装工事では大まかに分けて、以下のような工程で行います。
1.足場設置 2.高圧洗浄 3.養生 4.劣化補修 5.下地調整 6.塗装 7.完了検査 8.足場解体 |
上記の中で6番目にあたる塗装の工程は、基本的に以下のように行います。
1.下塗り 2.上塗り1回目(中塗り) 3.上塗り2回目(上塗り) |
下塗りとは下準備となる塗装で、下地とその後に塗る塗料の接着力を高める、接着剤のような役割をします。
下塗りが乾燥した後に上塗り塗料を2回塗装します。
上塗り1回目+2回目という場合もありますし、中塗り+上塗りという場合もあります。
どちらも全く同じ塗装工程で、言い方が違うだけです。
【上塗り1回目の様子】
この日は上塗り1回目を行いました。
今まではベージュ×グレーのサイディングでしたが、今回の塗り替えでグレー1色になります。
サイディング外壁はこのように色の付いた塗料と、透明のクリヤー塗装があります。
今のサイディングのデザインが気に入っている場合はクリヤー塗装もオススメです。
しかし、クリヤー塗装は新築から10年未満、表面に汚れや傷が少ないなどの条件があります。
O様邸は築10年以上経っており、デザインもこだわらないとのことでグレーでの塗装を選ばれました。
グレーは汚れが目立ちにくく、周りの景観にも合わせやすいので外壁塗装では人気の色です。
こちらが上塗り1回目が完了した際の写真です。
【上塗りを2回行う理由】
上塗りを1回で済ませられれば、手間もかからないですし工期も短くなるでしょう。
しかし、上塗りは基本的に2回行います。
同じ塗料を2回塗るので、「1回で済まないのですか」というご質問をよくいただきます。
上塗りを2回行う理由は、塗料の仕様にあります。
ほとんどの塗料製品は2回塗ることで、耐候性や低汚染性などの機能を最大限発揮できるように作られています。
1回だけでは外壁を丈夫に守れないのです。
また、塗料というのは粘り気があるので1回の塗装で終わらせようとすると、塗料を多量に取ってベタッと塗らなければなりません。
そうなると必ずムラができてしまいます。
ムラは見た目が悪く、塗膜が厚いところ(耐候性の高いところ)と、塗膜の薄いところ(耐候性が低いところ)ができてします。
均一な厚みの塗膜にするには適切な分の塗料を2回に分けて塗る必要があるのです。
また、上塗りを1回塗った時より、2回塗った方が艶も美しくなります。
こちらが全て塗り終えた後の写真です。
乾燥したら養生をバラして外壁塗装は完了です(^^♪
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