岡山県笠岡市・Y様邸 外壁塗装 付帯部に錆び止めを塗布しました!
岡山県笠岡市のY様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市・Y様邸 外壁塗装 微弾性フィラー、薄塗り工法」は、こちらのページです。
この日は付帯部に錆び止めを塗布しました!
付帯部とは
外壁塗装の際は、付帯部も併せて塗装するケースがほとんどです。
「今回は外壁だけ塗装して、付帯部は今度」ということはほぼありません。
付帯部はどこかというと、屋根・外壁以外の建物のパーツを指します。
例えば、庇、雨樋、雨戸、破風板、鼻隠し、水切り、玄関ドアなどなど、お住まいは沢山のパーツでできています。
それらの部分も屋根や外壁と同じように紫外線や雨水によって劣化が日々、進行しています。
錆び止め塗料を塗布しました!
鉄部の付帯部は、劣化すると錆びが発生します。
錆びは見た目が悪いだけでなく部材を傷め、最終的に穴が開いたり倒壊してしまうので抑えなければなりません。
「錆びが出たら対処する」となると、錆びを削って塗装をします。
そのため、「錆びが出ないように対処しておく」ことが大切です。
錆び止め塗料は、錆びが出ないように予防する塗料です。
既に錆びが出ているところに塗っても、錆びが水分を吸い、空気の層を作っているので中で酸化してしまいます。
そのため、既に錆びが出ている場合は削る作業=ケレン作業が必要なのです。
鉄部の下塗りには錆び止めを塗るのが一般的です。
塗料というものは通常、顔料が入っていてそれが色を出していますが、錆び止めは防錆び効果を持つ物質を顔料として使っています。
アルカリ性の塗膜を作り、腐食を抑えている製品が多いです。
こちらは庇の錆び止め塗布後の写真です。
アルミ、ステンレス、ポリカーボネート製の庇は塗装の必要がありませんが、庇はY様邸のようにスチール製がほとんどです。
庇が錆びてしまうと、カバーや交換など、塗装以外の大掛かりな工事が必要になり、費用も高くなります。
塗装工事は付帯部一ヵ所あたり数千円で済みますが、庇やカバー工法だと数万円~数十万円かかることもあるので、定期的に塗装して錆びから守りましょう。
こちらは水切り板金の錆び止め塗布を終えた際の写真です。
基礎の水切りは付いているお宅と付いていないお宅があります。
付いている場合、スチールや塩化やビニル製の場合は塗装をしましょう。
Y様邸の水切りはスチール製でした。
錆びてしまい、更に進行すると穴が開いて内部に雨水が侵入してしまう恐れがあります。
建物の土台が傷めば耐震性に大きく関わります。
錆び止めは効果がずっと続くわけではありませんので、約10年に1度を目安に塗り変えることをオススメします。
また、期間に限らず塗膜が剥がれていたり、錆びが発生していたらお早目に調査をご依頼ください。
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