岡山県笠岡市・U様邸 外壁塗装・付帯部塗装 外壁中塗り~上塗り(キクスイロイヤルシリコン)
岡山県笠岡市のU様邸より、外壁塗装・付帯部塗装のご報告の続きです!
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市・U様邸 外壁塗装・付帯部塗装 微弾性フィラー薄塗り工法」は、こちらのページです。
今回は外壁塗装の中塗りと上塗りの様子を写真付きでお届けします(^^)/
外壁の中塗り・上塗りとは
U様邸では下塗りには微弾性フィラーという下塗り材を使いました。
中塗り・上塗りは下塗り材とは全く違う、仕上げ塗料を使います。
下塗りにはフィラー、シーラー、プライマーなどの種類がありますが、仕上げ塗料の種類と言うと、ラジカル塗料、フッ素塗料、無機塗料などです。
今回はラジカル塗料で塗装しました。
上の写真はラジカル塗料の塗装1回目です。
仕上げ塗料の塗装1回目を中塗り、2回目を上塗りと言います。
または上塗り1回目、上塗り2回目とも言います。
この時、中塗りと上塗りに使用する塗料は同じ製品を使うのが一般的です。
なぜ同じ塗料製品を2回塗る必要があるのかと言うと、マニキュアなどの何かしら塗る作業をしたことがある方はイメージしやすいかと思います。
1回だけで仕上げようとすれば、ムラができてしまいます。
2回塗ることにより均一な厚みの塗膜になり、美しく仕上げることができます。
また、2回塗るのが一般的なので塗料メーカーも2回塗ることを想定して製品を作っています。
そのため、2回塗らなければそま塗料製品が持つ防水性などの機能を最大限発揮することができません。
こちらが中塗り後の外壁の様子です。
この後に上塗りを行いますが当社では中塗りの時点でも、できるだけ綺麗な塗膜になるよう、丁寧に塗装しています。
しかし、どんなに丁寧に塗装しても、まだ膜厚は足りません。
もう1度塗装して仕上げていきます。
キクスイロイヤルシリコンを使用しました
U様邸の外壁に使用した塗料は菊水化学工業の「キクスイロイヤルシリコン」という製品です。
キクスイロイヤルシリコンはラジカルトラップ技術が採用された塗料です。
ラジカルとは塗膜が劣化することによって発生する劣化因子のことで、塗膜を維持する成分を破壊するやっかいなものです。
そのラジカルを光安定剤で制御し、塗膜の劣化スピードを抑える技術をラジカルトラップ技術と言います。
そのため、キクスイロイヤルシリコンは寿命が長く、約13~18年ほど持ってくれます。
お色は明るいグレーで塗装しました。
こちらは上塗りの様子です。
細かな部分まで慎重に、かつスピーディに塗装し、外壁の施工が完了しました。
多数のひび割れもあったのですが、どこにひび割れがあったのか全く分かりませんよね。
もとはクリーム色の外壁でしたが、明るいグレーになったことでスタイリッシュなイメージになりました。
中間色なので、汚れが目立ちにくいのもメリットです。
次回は物置塗装・付帯部塗装の様子をお伝えします!
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