外壁の汚れ、シーリングの劣化 外壁塗装・屋根塗装現場調査②(岡山県笠岡市・T様邸)
岡山県笠岡市のT様邸より、外壁塗装・屋根塗装の現場調査の続きをお伝えします!
前回の現場レポート→「ドローンを使っての屋根調査!外壁塗装・屋根塗装現場調査(岡山県笠岡市・T様邸)」は、こちらのページです。
今回は外壁やシーリングの状態を見ていきましょう。
外壁はどうして汚れる?外壁塗装の必要性とは
T様邸の外壁は、写真のように汚れが目立っていました。
お住まいに汚れが付着するようになるということは、塗装が低下していることを表しています。
そのため、掃除をして一時的に外壁を綺麗にできたとしても、塗装が持つ「低汚染性」の機能が低下しているため、またすぐ汚れるようになります。
外壁塗装はこの汚れを隠す工事と思われがちです。
実際には「汚れを洗い流し、塗料で外壁を保護し直す作業」です。
T様邸のような窯業系サイディングの他、金属サイディング、モルタル、ALCなどは塗装で外壁材を守る必要があります。
外壁を守る効果としては耐候性と言って、紫外線や雨風から耐える機能を塗料が持っています。
その耐候性は経年によって失っていくため、およそ10年に1度のペースで塗り替える必要があります。
塗料は製品によって耐候性、低汚染性の他、防カビ・防藻性、遮熱性などの機能を持っています。
見積もりで業者からどの塗料製品を使われるか説明がありますが、どんな機能を持っているか確認しておきましょう。
なお、特に耐候性の高い塗料は超耐候性、特に汚れに強い塗料なら超低汚染性と「超」が付く機能がカタログに記載されています。
工事メニュー「外壁・屋根塗装」については、こちらのページです。
シーリングに穴空き、剥がれ、硬質化が起こっていました
シーリングとは、サイディング材とサイディング材のパネルの間に埋められている柔らかい材料のことです。
外壁の間を触るとブニブニした部分がありますよね。
そこが劣化して硬くなり、穴空きが起こっていました。
他にはシーリングがベロッと剥がれている箇所もありました。
シーリングは防水の役割や、建物が揺れた際にクッションの役割をしてくれます。
穴が空いたり剥がれていると防水の役割を担えず、硬くなればクッションの役割もできずひび割れが起こります。
このようにシーリングが劣化している場合は一旦、既存のシーリングを撤去して打ち替えるか、既存のシーリングの上から新しいシーリングを増し打ちします。
付帯部の塗装も提案させていただきました
屋根と外壁の他、軒天、雨樋、鼻隠し、帯板、ベランダの手摺りなどの付帯部の塗装についてもご案内させていただきました。
付帯部も一緒に塗装することで、お住まい全体の寿命を延ばすことに繋がります。
調査結果をもとにお見積り書を作成し、正式に工事をお申込みくださいました。
T様にご満足いただけるよう、精一杯努めます!
施工の様子は次回の現場レポートからお届けします。
ぜひご覧ください(^^)/
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