岡山県浅口市Y様邸・築20年 | 屋根塗装・外壁塗装 | タスペーサー工法で雨漏り&塗膜剥がれを防ぐ!スレート屋根の塗装術(現場レポート④)
皆さんこんにちは!
岡山県浅口市のY様より、10年ぶりの屋根塗装・外壁塗装をご依頼いただきました。
前回までのレポートでは、塗装前の下処理についてお届けし、いよいよ塗装の工程に入ります。
今回は、スレート屋根で「タスペーサー」という道具を使った屋根塗装の様子をお伝えします。
それでは、実際の施工の様子を見ていきましょう!
前回のレポートはこちら⇒岡山県浅口市Y様邸・築20年|屋根塗装・外壁塗装|コーキングの「打ち替え工事」で防水性能を取り戻す(現場レポート③)
スレート屋根の塗装では隙間確保が大切!タスペーサー工法とは?
スレート屋根は、一枚ずつ重なり合っており、もともと適度な隙間が確保されています。
屋根の下には防水シートが敷かれていて、少しの雨水が入り込んでも、隙間から排水されれば問題ありません。
しかし、塗料で隙間が埋まると、屋根の内部に雨水や湿気が溜まり、カビや苔の発生、防水シートの劣化を引き起こす恐れがあります。
そうすると屋根下地の腐食、ひいては雨漏りの原因となってしまうのです。
適切な隙間を維持しながら塗装を行うために、写真のようにタスペーサーを設置します。
今回のY様邸もスレート屋根のため、タスペーサーを設置して塗装します。
適切な間隔で、しっかりと差し込んでいきます。
タスペーサーを使用すると、こんなメリットがあります!
- 塗装後にカッターなどで隙間を確保する「縁切り作業」が不要になり、工期を短縮できるため、お客様のコストダウンにつながる
- 仕上がりが均一になり、美観や耐久性が向上する
- せっかく仕上がった塗装後の屋根の上に登る必要がないので、足跡で屋根を汚してしまったり破損させてしまうリスクを回避できる
下塗りは屋根塗装の要!たっぷり塗って塗膜の寿命を延ばします
タスペーサーの設置が完了したら「下塗り」です。
塗装工事では塗膜厚を確保することが大切ですので、下塗りの段階からきっちり塗り込んでいきます。
たっぷり塗装して、しっかりと乾燥させることで、防水・防汚など塗料に期待される性能を発揮します。
さらに、耐久性も高まって、長持ちする塗装工事が実現します。
イマガワでは、工事後に見えなくなってしまうところでも、一切の妥協をしません!
中塗りと上塗りを含めて「3回塗り」で仕上げます
下塗りが乾燥したら、「中塗り」と「上塗り」の工程に入ります。
「3回も塗る必要があるの?」と思われるかもしれませんが、中塗りにはこんな役割があります。
- 下塗りとの密着性を高める
- 塗膜の厚みを確保し、塗料の耐久性を向上させる
- 上塗りの際の色ムラを防ぎ、美しい仕上がりを実現する
中塗りも、しっかりと均一に施工していくことで、塗料本来の性能を十分に発揮できます。
そして、最終的な仕上げとなる上塗りにつなげていきます。
上塗りをすると艶が出て美しく仕上がります。
紫外線や雨風から屋根を守るための塗膜が、長期間美しい状態を維持してくれます。
このように3回塗りで丁寧に仕上げることで、耐久性の高い屋根塗装が完成するのです。
イマガワの屋根塗装で長持ちする仕上がりをお届けします
屋根塗装は、塗った直後だけでなく、数年後の状態で本当の違いが出るものです。
「どこに頼めばいいかわからない…」
「屋根の状態を見てもらいたい!」
そんな方は、ぜひイマガワの無料診断をご利用ください!
私たちは、塗装の仕上がりだけでなく、長期間美しさを維持できる施工を大切にしています。
タスペーサーを活用した屋根塗装や、適切な下塗り・中塗り・上塗りを行うことで、お客様の大切なお住まいをしっかりと守ります。
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】
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