岡山県笠岡市・S様邸 外壁塗装 大きなひび割れ補修
岡山県笠岡市のS様邸にて、外壁塗装のご報告の続きです！
前回の現場レポート→「岡山県笠岡市・S様邸 外壁塗装 高圧洗浄はなぜ必要か」は、こちらのページです。
外壁のひび割れを放置するとどうなるか
こちらはS様邸でのひび割れ補修の写真です。
S様邸には大きなひび割れが3箇所あり、塗装前に補修させていただくこととなりました。
外壁塗装は塗装の工程にフォーカスされがちですが、このように補修の工程も非常に大切です。
補修せずに塗装してしまっては仕上がりが良くありませんし、ひび割れも進行して広がり続けるからです。
ひび割れは見た目にも悪いですよね。
また、お住まいというのは防水ありきでできていて、少しでも水が入ると、腐食やシロアリが寄ってくる恐れがあります。
シロアリというのは湿った木材を好むからです。
ひび割れがあるということは雨水が入り込む余地ができてしまうので補修しなければなりません。
とは言え、雨水が入り込まない程度の髪の毛ほどの細さのひび割れはそれほど気にしなくても大丈夫です。
ヘアークラックというひび割れの種類なのですが、直すに越したことはありませんが急がなくてOKです。
ひび割れがあって心配な場合は、いつでも無料診断をご利用ください。
【大きなひび割れの補修方法】
小さなひび割れと大きなひび割れ補修での違いは、「補修材が奥まで届くかどうか」です。
補修材が表面だけ入って、中が空洞だと奥からひび割れが進行します。
小さなひび割れなら補修材も奥まで行き届きますが、大きなひび割れは中が入り組んでいる場合がほとんどなので簡単には届きません。
そのため、U字の刃を付けた電動カッターを使い、ひび割れを広げていきました。
このようにカットすることで、中のガタガタが平滑になり、補修材を中まで行き届かせることができます。
小さなひび割れの場合は、このカットはあまり行いません。
カットした箇所を清掃して、プライマーを刷毛で塗布しました。
プライマーは接着剤の役割をしてくれる下塗り材です。
これで補修材がはがれにくく密着します。
プライマーがある程度乾いたら、シーリング材を充填します。
シーリング材はブニブニと柔らかい素材なので、建物が揺れた時に緩衝材の役割をしてくれます。
つまり、ひび割れの再発防止になるのです。
防水性も高いため、ひび割れ補修にはうってつけの補修材です。
シーリング材が奥まで行き届くよう、ヘラで押し込みつつ表面を均していきます。
最後にポリマーセメントで埋め戻し、周りの模様と合わせたらひび割れ補修は完成です。
ひび割れは適切な工法・適切な材料で補修しなければ意味がありません。
判断は難しいものですが、屋根工事のイマガワは多数のひび割れ補修の実績があります。
これまでの経験をもとに、お住まいにとってベストな補修方法を提案させていただきます(^^)/
福山市の屋根リフォーム、雨漏り修理なら【屋根工事のイマガワ】
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