【施工事例】おすすめの屋根材5選!選び方のポイントも解説
屋根材には実に様々な種類があり、リフォーム後の完成イメージや工事方法などよって使用できる屋根材も変わります。
「どんな屋根材を選んだらいいかわからない」
「屋根材は何を重視して選べばいいの?」
こんな風にお悩みのあなたに向け、
・屋根材選びのポイント
・おすすめの人気屋根材
について解説しました。
「屋根工事のイマガワ」による施工事例も併せてご紹介しているので、ビフォーアフターのイメージもしやすくなっています。
当記事を参考に、ご自宅にピッタリの屋根材を見つけてください。
屋根材を選ぶときの3つのポイント
屋根材を選ぶ際に見るべき重要なポイントは3つあります。
・屋根材の機能
・コストパフォーマンス
・デザイン
実際に屋根材を選び始める前に、どんなことに注目するべきかを把握しておくことで、より理想の屋根に近づけることが可能です。
屋根材の機能
家屋を風雨から守るために、しっかりとした耐久性が必要なのはもちろんですが、そのほかにも注目したい点があります。
・断熱性
・耐水性
・防音性
・耐震性
太陽光を跳ね返すコーティングがなされた屋根材は、断熱性が高く、熱を吸収しないので夏でも家の中が暑くなりにくいというメリットがあります。
水捌けが良く雨をしっかり流してくれるかどうかも重要です。
屋根の防音性が低いと、雨音が家の中によく響いてしまいます。
金属製の屋根材は材質上どうしても音が響きやすくなりますが、中には防音対策を施した商品も作られています。
日本は地震が頻繁に起こる国なので、耐震性もしっかりと見ておきたいところです。
瓦のような重量のある屋根材は、振動が起きた時に家屋が横揺れしやすいため耐震性に欠けるとされてきました。
最近では、地震対策を兼ねた軽量瓦も流通しているので、瓦の耐震性が気になる方は防災向けの瓦をチェックしてみてください。
コストパフォーマンス
屋根材を選ぶとき、やはり気になるのは価格面です。
価格の安い屋根材として挙げられるのは、「スレート」「トタン」「ガルバリウム鋼板」などですが、工事の内容によっても工事費用は変わってきます。
また、一見材料費が高く思われる屋根材でも、耐用年数が長くメンテナンスが長期間不要なものであれば、長い目で見ると安い屋根材よりも費用がかからない場合があります。
屋根材を選ぶときは、工事の予算だけでなく、メンテナンス周期の目安も確認してください。
家のデザインに合うか
屋根の見た目は家の印象を大きく左右します。
ぜひ、好みのデザインを選んで理想の家に仕上げましょう。
屋根材のデザインを見るときは、屋根単体で考えるのではなく、家屋の壁や庭にも合うかイメージするようにしてください。
「屋根工事」のイマガワではショールームをご用意しているため、実際の外装材をご覧いただけます。
完成イメージをしっかりと確認したいという方は、実物の屋根材をチェックしやすい地域密着型のリフォーム店がおすすめです。
おすすめ屋根材の種類
ここでは、よく選ばれている定番の屋根材を4つご紹介します。
どのような屋根材がお家にマッチしそうか、ぜひ想像してみてください。
ガルバリウム鋼板屋根
ガルバリウム鋼板は、金属製の屋根材にも関わらずサビにくいのが特徴です。
耐用年数の目安は30〜40年と長く、軽量で耐震性にも優れているため非常に人気の屋根材です。
既存の屋根の上に施工する「カバー工法」にも対応しているため、工事費用を安く済ませたい方にもおすすめできます。
防音性はやや低い傾向にありますが、コストパフォーマンスと機能面のバランスが取れた優秀な屋根材です。
瓦屋根
日本家屋に用いられる定番の屋根材です。
粘土を焼いて作る「釉薬瓦」とセメントと砂を原料とする「セメント瓦」がありますが、セメント瓦は現在生産されておらず、釉薬瓦が主流となっています。
瓦の最大のメリットは、なんといっても耐用年数の長さです。
50年以上は使用できるとされており、破損がなければ何度でも繰り返し使えます。
鉄素材の屋根材と比べると値段は高めですが、しょっちゅう工事費がかからない分コスパの良い屋根材です。
デザインは、伝統的な日本家屋に合うものだけではなく、洋風の建物にマッチする製品も作られており、種類が豊富なのも魅力です。
ストレート屋根
スレートは、セメントなどを原料とした屋根材です。
デザインが豊富な割に価格が安く、取り扱いに慣れた業者も多いため、たくさんの住宅に選ばれています。
ただ、防水性が弱く、表面のアクリル樹脂塗装が剥がれると再塗装しなければいけません。
再塗装の目安は10年ほどなので、メンテナンスのサイクルは短いと言えます。
また、寒さに弱く、屋根についた水分が凍るとヒビが入ることがあるため、寒冷地域では使用できません。
アスファルトシングル
アスファルトシングルは、表面をアスファルトで覆ったシート状の屋根材です。
他の屋根材と違ってカッターなどで裁断できるため、複雑な形状の屋根にも対応しています。
軽量で、おしゃれな見た目のものが多いことが特徴です。
ただ、接着剤でシートをとめているため、突風が吹くとめくれてしまう恐れがあります。
山から吹き下ろす風や海風の強い地域にはあまり向いていません。
おすすめの屋根材5選!
ここからは、「屋根工事のイマガワ」が自信を持っておすすめする屋根材を5つご紹介していきます。
屋根は家屋の顔と言っても過言ではありません。
長く付き合っていくものだからこそ、ずっと好きでいられるお気に入りの屋根材を見つけてください。
美しい輝きが魅力的の「ディーズルーフィング」
ディーズルーフィングは、見た目の美しさが大きなポイントです。
サビに強いジンカリウム鋼板を主に使用し、自然石粒を付けて焼成することで、表面がガラスのようなコーティング仕上げに。
自然石粒が華やかな輝きをもたらします。
耐久性にも優れ使う地域を選ばないので、欧米をはじめ、北欧や東南アジアなど、世界中で愛されている屋根材です。
コーティングが色褪せを防いでくれるため、耐用年数が長いのも魅力のひとつです。
30年保証という充実した保証内容が、製品の品質の良さを表しています。
耐用年数の長さが自慢「スーパーガルテクト」
スーパーガルテクトはガルバリウム鋼板で、耐久性が非常に高いことが特徴です。
耐用年数は、通常のガルバリウム鋼板のおよそ3倍とも言われています。
表面にはメッキ層の厚い「超高耐久ガルバ」を使用し、芯材には優れた断熱性を誇る「ポリイソシアヌレートフォーム」を採用。
軽くて丈夫な上、家屋に熱を伝わりにくくしてくれるため、機能面を重視したい方にうってつけの屋根材です。
価格は少し高めですが、海岸線より500m以遠は25年の保証がついており、安心して使えるところも人気の理由です。
デザイン重視なら「ヨドHyperGL」カラー」
ガルバリウム鋼板のヨドHyperGLカラーは、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
12色の中から選ぶことができ、外装材には珍しいダークカラーも揃っています。
家屋の見た目にこだわりたい方にはもってこいの屋根材です。
デザイン性の高さだけではなく、サビに強く高い遮熱性を誇るなど、機能面も充実しています。
環境に害のある六価クロムを排除した「クロメートフリー鋼板」を使用しており、環境に優しいところもポイントです。
見た目の豊富さがうれしい「三州瓦」
日本最大の生産量を誇る愛知県三河地方の三州瓦は、大きく分けて3つの工法があり、色やデザインの選択肢が多いところが人気です。
・いぶし瓦:銀色
・塩焼瓦:赤褐色
・釉薬瓦:ガラスのような光沢
このように、工法によって同じ瓦でも見た目が異なるため、家屋にぴったりの瓦が見つかりやすいと言えます。
耐久性が高い上に断熱性と遮音性に優れ、雨音が家に響きにくいのもメリットです。
とにかく強い瓦がいい人に「石州瓦」
島根県の石見地方で生産される石州瓦は、1,200度もの高温で焼成します。
瓦がぎゅっとよく締まるため、非常に硬く耐久性が高いことが特徴です。
色が、赤と黒が中心で、「来待(きまち)」という釉薬を使用しています。
釉薬によって表面がコーティングされるため、酸性雨による変色にも強い瓦です。
また、寒さに強く塩分を通しにくいため、寒冷地帯や海沿いなど、地域を選ばず使用できます。
新築のおすすめ屋根材
新築におすすめの屋根材は以下になります。
おすすめの人 | 屋根材名 |
コスパと屋根の軽さ重視 | ガルバリウム鋼板屋根・ストレート屋根 |
耐久性が高くメンテナンスを少なくしたい | 瓦屋根 |
軽量でデザイン重視 | コロニアル屋根 |
新築の屋根は耐久性や耐震性など、希望に沿った屋根を選ぶことで満足できます。
以下の記事では詳しく屋根材について解説しているため参考にしてください。
>>ガルバリウム鋼板屋根は後悔する?失敗したくない人に向けて徹底解説
おすすめ屋根材の実際の施工事例
「屋根工事のイマガワ」が手掛けた実際の施工事例をご紹介します。
サビのお悩みをご解決:岡山県笹岡市 H様
毎回の塗装が大変なため、長持ちさせたいという気持ちがあったそうです。
当社では、同じ金属鋼板の中でもサビにくい「ガルバリウム鋼板」をご提案しました。
施工前に比べて見た目の重厚感もアップし、さっぱりと綺麗に仕上がっています。
ひび割れ強い瓦をご提案:岡山県笹岡市 H様
屋根のズレやひび割れが生じていたH様の屋根には、太陽光パネルが設置されていました。
太陽光パネルの下にある瓦はそのまま据え置いて、それ以外の瓦を全て新しい瓦に葺き替えています。
特にひび割れを気にされていたため、割れに強い三州瓦をご用意させていただきました。
防水紙もしっかりと張り替えており、防水性もバッチリです。
ツヤのある新しい屋根瓦で、見違えるように綺麗になりました。
耐久性のある瓦へ葺き替え:岡山県笹岡市 M様
瓦の修繕をご相談くださったM様のお宅は、遠くから見ても瓦が劣化しており、ズレも生じていました。
そんなM様に、下地の張替えと瓦の葺き替え工事をご提案させていただきました。
新しい瓦には、劣化しにくい石州瓦を採用しています。
外壁を塗り替えなくても、瓦のリフォームだけで、全体の見た目がパッと明るくなりました。
おすすめの屋根材を探している方は屋根のイマガワへ
豊富な種類の屋根材の中から、ご自宅にぴったりの屋根材を見つけるには、機能面・価格・デザインのバランスが取れていることが大切です。
ここまで、おすすめの屋根材についてご紹介してきましたが、間違いのない屋根材選びをするには専門家に相談するのが一番確実です。
地域密着型をポリシーとする「屋根工事のイマガワ」では、福山市と笹岡市を中心に屋根のリフォーム工事を請け負っています。
Webサイトから無料お見積もりの相談が可能です。
屋根を知り尽くした当社のスタッフがご自宅まで伺い、無料で診断させていただきます。
さらに、Webサイトからお申し込みをいただいてご成約いただいた方を対象に、「料金がお見積りから5%OFF」になるキャンペーンも実施しています。
「いくらになるかただ知りたいだけ」という軽いご相談でも結構です。
ご自宅の屋根で気になる箇所があれば、ぜひお気軽にご連絡ください。
お客様にピッタリの屋根材探しをお手伝いをさせていただきます。